【海外発!Breaking News】生後1日、体重82グラムで保護された銀色の子猫に新しい家族(カナダ)<動画あり>
TechinsightJapan / 2020年9月22日 21時0分
カナダ、オンタリオ州の街中で今年7月、生後約1日の小さな子猫が保護された。保育器で大切に育てられた猫はその後、赤ちゃんを産んだばかりの母猫とそのきょうだいに受け入れられ、元気に逞しく成長している。『Love Meow』などが伝えた。
カナダのオンタリオ州コーンウォールにある猫の保護施設「Tiny but Mighty Kitten Rescue」に7月下旬、小さな銀色の子猫がやってきた。その猫は生後1日ほどのメスで体重は82グラムしかなく、手のひらにすっぽりと収まるくらい小さかった。
保護施設の創設者であるメリッサさん(Mellissa)は、その猫に“ジャニー(Janie)”と名付けると、2週間ほど保育器に入れシリンジでミルクをあげてケアを続けた。ジャニーは小さいながらも身体を活発に動かしてよく鳴き、やってきた当初の毛色はまるでアライグマのような銀色だった。
メリッサさんによると、ジャニーの銀色の被毛は「フィーバーコート」と呼ばれるもので、発熱していたり重度のストレス状態の母猫から生まれた子猫に発生するのだという。しかしながら子猫の健康に影響が出るわけではなく、成長とともに本来の毛色に変わっていくそうだ。
そんな新入りのジャニーの存在が気になって仕方なかったのが、母猫になったばかりの“ジューン(June)”だった。ジューンはジャニーがやって来た数週間前に妊娠しているところを保護され、施設内で4匹の子猫を出産したばかりだった。
メリッサさんは「ジューンは保育器から聞こえる鳴き声に気付くと、大きな窓からジャニーを見つめ鳴き続けていました。まるで『私が助けてあげる』とでも言っているかのようでした」と当時を振り返る。
こうして2週間後、メリッサさんは「きっとジューンはあの子を受け入れてくれるに違いない」と判断し、保育器を卒業したジャニーをジューンに紹介したのだった。
メリッサさんはその時のジャニーについて、次のように語っている。
「ジューンは鳴いているジャニーに駆け寄ると、すぐに頭から足先まで舐め始めました。それは約10分ほど続き、他の子猫たちがジューンのミルクを飲み始めると、ジャニーはそばでピタリと寄り添っていました。とても微笑ましい光景でした。」
実はジャニーは、4匹の子猫たちの中でも特に“ジャスミン(Jasmine)”と一番気が合うとのこと。メリッサさんは「保護した猫たちがきょうだいのようにじゃれあったり、おもちゃで無邪気に遊ぶ姿を見るのは本当に嬉しいものです。特にジャニーはジャスミンにべったりなんですよ」と目を細める。
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