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【海外発!Breaking News】白血病のアメフト選手に「負けるな」と70人超が丸刈りに ライバルチームも駆けつける(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年9月27日 21時0分

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「友人が病気で苦しんでいる時、自分は何をしてあげることができるか…」―米テキサス州在住の高校生のために今月18日、71人が頭を丸刈りにした。がんで髪を失った友に「君は1人じゃない」と寄り添いサポートするためだった。『InspireMore.com』『ValleyCentral.com』などが伝えている。

米テキサス州のミッション高校でアメリカンフットボール(以下、アメフト)チームに所属するラム・ガルシアさん(Ram Garcia、17)は最近、同州サンアントニオの病院で頭を丸刈りにした。ラムさんは白血病の治療のために入院中で、アメフトができないばかりか高校にも通えていない。頭にバリカンを入れたのは化学療法で髪が抜け始めたためだ。

そんなラムさんを元気づけようと今月18日、ピザレストラン「Brick Fire Pizza」の前にラムさんのクラスメートやアメフトのチームメイト、家族ら約100人が集まった。

これはがんの治療で髪の毛を失った患者に寄り添うため、頭を丸刈りにして寄付を募る「Brave the Shave」というチャリティの一環で、この日は71人がレストラン前に並んだ椅子に座って頭を丸刈りにした。



イベントには同高校最大のライバルチーム「ミッション・ベテランズ高校(Mission Veterans)」のアメフト部の監督や選手も多数参加し、みんなが心を一つにした。

ミッション・ベテランズ高校ヘッドコーチのデイビッド・ギルピンさん(David Gilpin)もそんな1人で、頭を丸刈りにするとラムさんにこんなメッセージを残した。

「ラム、今日は君をサポートするためにここに来たんだ。ライバルチームであろうとなかろうと、そんなことは関係ない。みんな気持ちは一つだ。君が元気になることを祈っているよ。」



またラムさんの父ラミロさん(Ramiro)は「たくさんの人が息子のために来てくれて、本当に感謝しているよ」と述べ、こう続けた。

「皆が頭を丸刈りにする様子は『FaceTime』でラムに届けたんだ。ラムは病院で泣いていたよ。嬉しかったんだろうね。しばらく会えなかった友人やライバルチームの監督までも『頑張れよ。負けるなよ。早く戻ってこいよ』と激励してくれたんだからね。」

「『みんなが1つの目的に向かって力を合わせ支えていく(one for all and all for one)』―そんな姿を見せてもらったよ。ラムは決して1人じゃない。本当に心強いよ。」

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