【海外発!Breaking News】アタマジラミの駆除をするクリニックが動画を投稿「これまでで最悪のケース」(米)【閲覧注意】
TechinsightJapan / 2020年10月7日 21時3分
不潔、不衛生のイメージが常につきまとうアタマジラミだが、集団で行動する子供たちは知らず知らずのうちに感染し「汚い」といじめられたり差別されることもあって厄介だ。そんなアタマジラミを駆除するために、米テキサス州で専門クリニックを開業した女性が先月末、「これまでで最悪のケース」という駆除動画をSNSに投稿し注目を集めている。『The Sun』などが伝えた。
米テキサス州在住のミランダ・デイヴィスさん(Miranda Davis)は、シラミ駆除専門クリニック「ザ・ライス・エンジェルズ・クリニック(The Lice Angels Clinic)」を経営している。最初は患者の家に出向いて駆除を行っていたというが、今では州内に2店舗を展開。もちろん自宅でのシラミ駆除にも対応している。
そんなミランダさんが「これまで経験した中でも、最悪のアタマジラミ」という駆除動画をSNSに投稿し注目されている。動画は3分ほどだが「15000匹以上のシラミが寄生」と言葉が添えてあり、女児の黒くて長い髪の中には無数のシラミが蠢いていた。
ミランダさんは椅子に座る女児の髪の毛に専用セラムを付けてしっとりとさせ、駆除用の梳き櫛を額から丁寧に入れていくのだが、一度に取れるシラミの数が半端ない。また女児の額付近にもかなり大きいシラミが活発に動き回っており、見ているだけでゾッとする。
ミランダさんは「約1時間で駆除完了」とコメントしているが、この動画を見た人は「1時間で駆除できるものなの?」「ここまで増えると、丸坊主にしてしまいたい」「見えているだけで痒くなる」「どうやったらあそこまでシラミが増えるの?」「親の責任を問うべきなんじゃない?」といった驚きや非難の声が殺到した。
クリニックのホームページによると、アタマジラミは卵の期間が7~10日、幼虫の期間が約10日で成虫になるという。生存期間は40~50日間だが、成虫が一生のうちに産む卵の数は50~150個にもなり、駆除しないとどんどん増えていくそうだ。
ミランダさんは「感染者は子供が多いため、駆除にはすべてオーガニック製品を使用しているの。ここにやってくる子供たちはシラミでいじめられたり、からかわれて精神的に参ってしまっていることが多いのよ。でもシラミは不潔だから発生するわけではなく、誰にでも起こり得るってことを知って欲しいわ」と語ると、こう続けた。
「私のゴールはシラミを駆除した後に子供たちが自信を取り戻してくれること。『きれいになった!』と笑顔になってもらえたら、こんなに嬉しいことはないわ。」
ちなみにアタマジラミが発生したら早めに駆除を行い、掃除機をマメにかけたりベッドシーツや枕などを清潔に保つことが大切だという。ミランダさんは「シラミは熱に弱いので、櫛を熱湯で洗い、枕を45分間乾燥機に入れるだけでも効果的です」と話している。
画像は『The Sun 2020年10月1日付「BUGS STRIFE Skin-crawling video shows THOUSANDS of head lice wriggling in woman’s hair」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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