【海外発!Breaking News】飼い主に薬を注射されて埋められた犬、自力で這い出し助けを求める(露)
TechinsightJapan / 2020年10月19日 5時45分
ロシアで親切な女性によって保護された犬が、飼い主により生きたまま埋められていたことが明らかになった。犬は自らの力で地中から這い上がり、助けを求めるかのように道路脇をさまよっていたという。『The US Sun』『Mirror』などが伝えている。
ロシア連邦のひとつコミ共和国で9月22日、スィクティフカルとウフタを結ぶ高速道路脇でジャーマン・シェパードのミックスと見られる犬が車で通りがかったオルガ・リストセバさん(Olga Lystseva、39)によって保護された。
オルガさんは仕事のためウフタに車で向かう途中だったが、高速道路脇に1頭の犬がいることに気づいた。その日は雨が降っており、犬は濡れた状態で弱々しく歩いていたという。オルガさんはそのまま車を走らせたが犬の姿が頭から離れず、9マイル(約14.5キロ)ほど走った地点で引き返して犬のところに戻った。
もともと犬が大好きなオルガさんは、車の後部座席にタオルを敷いて濡れた犬を乗せると持ち合わせの食べ物を与えた。そこからウフタまでの93マイル(約150キロ)の移動中、犬は安心したようにずっと眠っていたという。ウフタに到着するとオルガさんは、地元の動物保護団体「Dobry Gorod Ukhta」に犬を託すことにした。
のちに同団体がSNSで飼い主の情報を呼びかけたところ、犬はエムヴァという町で飼われていたという情報が入った。これにより犬の飼い主が見つかり、同団体では彼らとメッセージのやり取りを始めた。
犬の名前は“キリューシャ(Kiryusha)”と言い、飼い主夫婦は「末期の病気を患っていたため、薬によって安楽死させた」と明かした。薬を注射した後に高速道路脇に埋葬したというが、薬は致死量に満たなかったようでキリューシャは生きたまま埋められてしまったのだ。
夫婦は自分達の過ちを認めたものの、その後は同団体の連絡に応じることはなくやり取りが途絶えてしまった。
一方で病気を患っていたはずのキリューシャだが、獣医に診せたところ空腹による衰弱以外は健康に問題がないことが判明した。キリューシャは他の犬と衝突することもなく穏やかな性格で、同団体ではすぐに新しい家族を見つけることにした。
1か月前、飼い主によって死に追いやられる寸前だったキリューシャは現在、新しい家族のもとで幸せに暮らしているという。
画像は『The US Sun 2020年10月12日付「BURIED ALIVE Dog digs himself out of grave and seeks help after cruel owners gave him ‘lethal injection’ and buried him in forest」(Credit: Progorod Uhkta)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
逃げたピットブル見つかる、群馬 けが人の報告なし
共同通信 / 2024年9月11日 10時59分
-
保健所に持ちこまれたトイプードル 高齢で複数の重い病気 なぜこんな非情なことを こみ上げる憤りと悲しみ
まいどなニュース / 2024年9月10日 17時30分
-
【海外発!Breaking News】道路脇にいた瀕死のカエル、親切な人たちの手により自然の池に戻る(ポーランド)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年9月9日 18時55分
-
【海外発!Breaking News】顔に3キロ超の巨大な腫瘍を抱えていた保護犬、摘出手術を受け優しい家族と出会う(米)
TechinsightJapan / 2024年8月28日 16時58分
-
多頭飼育崩壊 それでも飼い主が大好きなミックス犬 保護団体の通いサポートは10年以上 愛犬の長寿を願い飼い主は決断した
まいどなニュース / 2024年8月25日 15時30分
ランキング
-
1レバノンのポケベル&トランシーバー連続爆発事件 イスラエル情報機関、火薬埋め込みか
産経ニュース / 2024年9月21日 17時4分
-
2中国メディア、深圳男児殺害犯は「反社会分子」で「愛国」とは無関係強調 政府批判警戒か
産経ニュース / 2024年9月21日 17時47分
-
3男児刺殺、靖国落書き…相次ぐ「日本」標的事件 投稿サイトには「日本人学校にスパイ」
産経ニュース / 2024年9月21日 15時0分
-
4スリランカで大統領選=経済再建路線問う、三つどもえ
時事通信 / 2024年9月21日 20時48分
-
5ハリス氏、中絶禁止を進める共和党を非難…「トランプ氏が女性の自由を奪おうとしている」
読売新聞 / 2024年9月21日 20時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください