【海外発!Breaking News】これが6800円!? 魚釣りをテーマにした誕生日ケーキがまるで子供の粘土作品(英)
TechinsightJapan / 2020年10月18日 21時0分
人生の一つの節目である30歳の夫の誕生日に、妻がバースデーケーキを注文した。“ケーキ職人”を名乗る人物とFacebookでやり取りをし、仕上がりをイメージした写真まで送って迎えた当日。女性の元に届いたのは、まるで子供が粘土で作ったような悲惨なケーキだった。イギリスから届いた残念なケーキの話題を『Mirror』『Metro』などが伝えている。
英南部レディング在住のサム・フォークナーさん(Sam Faulkner)は最近、Facebookで“エマ・ベス・Mh(Emma Beth Mh)”と名乗る女性に連絡を取り、夫の30歳のバースデーケーキを注文した。エマさんにはあらかじめ夫の趣味である魚釣りをテーマにしたケーキの写真を送り、注文時にケーキ代50ポンド(約6800円)の半額を支払った。
パステルブルーをベースにした爽やかな印象のケーキは、魚が水面から顔を出し、釣り竿やバケツに入った餌などが木目のボードの上に置かれたデザインで、サムさんは「夫はきっと喜んでくれるに違いない」と奮発した。
しかし誕生日当日、サムさんは届いたケーキを見て目が点になった。それはオリジナルの写真とは似ても似つかないもので、ケーキの表面には継ぎ目が見え、まるで子供が粘土で作ったような仕上がりだったのだ。釣り竿はまるでナメクジのようで、泳いでいるはずの魚の姿はどこにも見当たらない。そればかりかケーキは犬の毛で覆われ、とても食べられるような品物ではなかった。
怒りが収まらないサムさんが母親のスーさんに事情を話すと、スーさんは地元のFacebookグループ「Earley Residents Discussion Group」にオリジナルと出来上がったケーキの2つの写真を並べて投稿し「消費者相談窓口にあたる取引基準局(Trading Standards)に訴えるべき?」とコメントした。
スーさんは「あまりにも酷すぎてショックと怒りを覚えました。あのケーキに50ポンドの価値なんてありませんよ。娘の夫の名前であるグラハム(Graham)の“G”は大文字になっておらず、とてもプロが作ったとは思えないものだったのですから」と語ると、こう続けた。
「Facebookの投稿を見た数人から、『私も同じ被害に遭った』という訴えがありました。そこでエマさんのFacebookに苦情を申し立てたところ、ブロックされたのです。全く信じられませんよ。」
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