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【海外発!Breaking News】「彼は子供を望んでいない」トイレで2度出産した女、赤ちゃんをゴミ箱へ(米)

TechinsightJapan / 2020年10月21日 21時0分

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米サウスカロライナ州在住の31歳の女に今月15日、2つの児童虐待による殺人罪で有罪判決が言い渡された。女は2017年と2018年に当時付き合っていた恋人や家族に内緒で赤ちゃんを産み、2人とも生きたままゴミ袋に入れて遺棄していた。「なぜ、赤ちゃんを殺さなければならなかったのか。他に手段はなかったのか…」―かけがえのない命を“ゴミ”として捨てた女に怒りの声があがっている。

米サウスカロライナ州マートルビーチに暮らしていたアリッサ・デイヴォルト(Alyssa Dayvault、31)は2018年12月、自宅トイレで男児を出産した。アリッサは妊娠したことを誰にも打ち明けておらず、生まれた男児をゴミ袋に入れると、生きたまま自宅の大型ゴミ箱に遺棄した。

しかしアリッサはその後、出産時の傷から細菌が入って感染症を患い、医師の診察を受けざるを得なくなった。

アリッサを診察した医師は、当時のことをこう振り返る。

「彼女の子宮内には、分娩後に排出されるべき胎盤が残っていました。出産した直後であることは明らかなのに、『赤ちゃんはどこにいるの?』と聞いても的を得た返事が得られず、不審に思って警察に通報したのです。」

こうして警察の取り調べを受けることになったアリッサは、「赤ちゃんをゴミ箱に遺棄した」と明かし、その理由についてこう述べた。

「赤ちゃんの父親だった当時の彼は子供を望んでいなかった。妊娠が発覚したら、母親に何と言われるか分からないから怖くなって捨てた。」



さらに驚くことにアリッサは「赤ちゃんを遺棄したのはこれが初めてではない。2017年の11月にも、父親が同じ赤ちゃんを出産して遺棄した。私が2度も妊娠していたことを知る者はいない」と衝撃の告白をしたのだった。

『The Sun』によると、アリッサの供述は次の通りだ。

「2017年に生まれたのは女児で、へその緒が首に絡まってすぐに死んだ。2018年には男児を出産したが、分娩直後に15分ほど気を失ってしまい、気が付いた時には男児は息をしていなかった。」

「2度とも怖くなってパニックに陥り、わけがわからないまま赤ちゃんをゴミ袋に入れ、アパートの外のゴミ箱に遺棄した。赤ちゃんはトイレで産んで、その後の掃除は自分で行った。生きていたら内緒で養子に出そうと思っていたが、こうなった以上自分には手に負えないと思った。」

しかしながら警察は2018年にゴミ箱の中で冷たくなっていた男児の遺体を発見しており、検察側は「ゴミ袋に入れられた時、男児はまだ生きていた。ゴミ袋をきつく縛られ、酸素がゆっくりとなくなったことで死亡したのだ。アリッサには赤ちゃんが生きていようが死んでいようが、全く関心はなかった」と糾弾した。

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