【海外発!Breaking News】火災で息子2人の腕を掴み救出したはずの父親、息子1人を亡くす(英)

TechinsightJapan / 2020年10月25日 6時47分

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今年1月にイギリスで幼い兄弟が火災に巻き込まれ、父親によって4歳の兄は救出できたものの3歳の弟が亡くなってしまった。のちに父親が兄弟を救出する際にある過ちをしていたことが明らかとなった。『Mirror』『Metro』などが伝えている。

英ウェールズで今年1月19日の午前5時35分頃、ショーン・ハーヴェイさん(Shaun Harvey、28)が住むトレーラーハウスで火災が発生した。中にはショーンさんの息子のザック君(Zac、3)とハーレイ君(Harley、4)が眠っていた。ショーンさんは自身も火傷を負いながら、幼い息子達を救出しようとしたが、ザック君を救うことができなかった。

当時のメディアは「火の勢いが強すぎてザック君は救えなかった」と伝えていたが、最近になってこの兄弟の母親であるエリン・ハーヴェイさん(Erin Harvey、28)がジャーナリストチームによるポッドキャスト『Rewl Fix』で、火事が起きた当時に何が起きたのか真実を語った。

ショーンさんとエリンさんは別居状態にあり、ショーンさんはエリンさんの母親宅の庭にあるトレーラーハウスで暮らしていた。火災が起きた日、ザック君とハーレイ君は父親のショーンさんと共にトレーラーハウスで過ごしており、就寝後にショーンさんは火災に気づいて飛び起きたが、すでに中は煙が充満して炎が上がっていた。

視界を奪われた中、ショーンさんはザック君とハーレイ君の腕を掴んで安全な場所へと連れだした。ところが外に出て息子2人の姿を確認しようとしたショーンさんは、青ざめることとなった。なんと片手にハーレイ君の腕、そしてもう片手に彼の脚を掴んでいたのだ。

息子2人を救ったものと思ったショーンさんだが、残念なことにザック君をトレーラーハウスの中に置いてきたままだということに気づいた。すぐにトレーラーハウスに戻ろうとしたが、時すでに遅く炎は勢いを増しておりザック君を救うことができなかった。

のちに消火にあたった消防隊と警察によってザック君の遺体が確認され、ザック君の死が自宅にいたエリンさんに伝えられた。エリンさんはショックで地面に崩れ落ちるように倒れ、泣き叫んだそうだ。

一方でハーレイ君とショーンさんは火傷を負っていたことから病院に搬送された。ハーレイ君の火傷は重症で一時期は昏睡状態に陥り、医師から「生存できる可能性は少ない」と言われたという。

しかし幸いにもハーレイ君は治療の甲斐あって、命を落とす危険は無くなった。そのハーレイ君は、意識が戻った後すぐに「ザックが死んじゃった」とつぶやいたそうで、エリンさんは非常に胸が痛くなる思いがしたと明かしている。

今回の火災は警察の調べにより、偶発的に発生したものとして処理された。気持ちの整理がつかない様子のエリンさんだったが、順調に回復しているハーレイ君の元気な姿を見て励まされているという。

画像は『Mirror 2020年10月21日付「Dad thought he’d saved both sons, 3 and 4, from caravan fire - but had only grabbed one」(Image: Erin Harvey / SWNS.COM)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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