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【海外発!Breaking News】ボタン電池誤飲の3歳女児、食道に穴が開き大動脈まで達し死亡(豪)

TechinsightJapan / 2020年10月25日 5時45分

ブリトニーちゃんは救急車でゴールドコースト・ユニバーシティ病院に搬送され、ロレインさんから症状を聞いた医師らはすぐにレントゲン検査を行った。そしてここで初めて、ブリトニーちゃんの胸部にボタン電池があることが判明したのだった。誤飲したボタン電池はブリトニーちゃんの食道に穴を開けて大動脈にまで達しており、医師らは9時間をかけて摘出手術を行った。しかしブリトニーちゃんの状態は思わしくなく、その後クイーンズランド小児病院で再び手術が行われたが、28日に亡くなった。



ブリトニーちゃんが誤飲したボタン電池(コイン型リチウム電池)は、誤飲して食道に停滞すると約2時間で重度の化学やけどを引き起こし、食道に穴を開けたり重篤な合併症を引き起こすことがある。また体内で放電して腐食するため、摘出後も最低1か月は注意深い観察が必要であるという。

オーストラリアでは2013年以来、ボタン電池の誤飲による死亡事故が3件(ブリトニーちゃんを含む)起きており、ロレインさんは政府にボタン電池の規制を求めるとともに、幼い子を持つ保護者らに注意喚起している。

画像は『ABC(Australian Broadcasting Corporation) 2020年10月23日付「Grieving Gold Coast couple's warning to other parents about lethal button batteries after death of 3yo Brittney」(Supplied: Lorraine Conway)(ABC Sunshine Coast: Annie Gaffney)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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