【エンタがビタミン♪】サバンナ、宮迫博之の“男気”明かす 「スベっても俺が全部拾う!」と東京の番組に呼んでくれた
TechinsightJapan / 2020年10月29日 12時38分
吉本のお笑い芸人は、関西でいくら人気があっても東京のテレビ局で仕事を始めることに不安があるという。かつては先輩のレギュラー番組に出演させてもらうパターンが多く、サバンナの2人も宮迫博之(雨上がり決死隊)の力添えで彼がレギュラーを務めるバラエティ番組に呼んでもらったが、大スベリした経験があるそうだ。
27日深夜放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京)にゲスト出演したサバンナは、高校の柔道部の先輩後輩だった2人が同じ大学で再会し、NSC(吉本のお笑い養成所)ではなくオーディションを勝ち抜いてプロの世界に飛び込んだことが明かされた。八木真澄から「今、お笑いが流行っているからやってみないか?」と提案された高橋茂雄は、軽いノリでコンビを組むことになった。ある日、NSCに通う知人から「一般の人もOKだから、吉本のオーディション受けてみたら?」と誘われ、どんなものかとチャレンジしてみることに。しかしそのオーディションは3分間のネタを披露し、5回合格できなければ吉本に所属できないほど厳しいものだった。何度挑戦しても1回も合格できなかったり、4回合格しても次の5回目の合格まで何年もかかったりする人もいる。だがサバンナはトントン拍子で3回目の合格を勝ち取ると、2人の中で「このままでは、本当に吉本に入ってしまうけど良いのか?」という迷いが生じ始めたという。
4、5回目のオーディションを受けるかどうか迷っていた時、2人が通っていた大学の学園祭に関西では人気絶頂だった千原兄弟が招かれていた。ステージでは千原兄弟に学生がネタ見せをするというコーナーがあり、サバンナも彼らの前で披露したところ「面白い」と褒めてくれたそうだ。その後、たまたま高橋はトイレで千原ジュニアと遭遇、「お前ら吉本入らへんの? 絶対いけんのに」と声をかけられたことでサバンナの2人は腹を決める。ジュニアの言葉に背中を押されるように残りのオーディションを受けて合格、2人はプロの道へ足を踏み入れることとなったのだ。
その後、ライブを中心に活動を続け力をつけたサバンナ。そんな彼らをなんとか東京のテレビ番組に出演させてやりたいと、スタッフに働きかけてくれたのが宮迫博之だった。それは当時人気が高かったバラエティ番組『ワンナイR&R』で、宮迫から「なんでもやれ!」「スベっても何やっても俺が全部拾ったるから、任せておけ!」と力強い言葉をもらっての出演だった。しかし当日、フジテレビの象徴ともいえる建物の丸い部分“球体展望台”を見た八木は、なぜか恐怖と緊張を覚えたそうだ。そして本番に入り、ギャグを披露する場面で八木の体に異変が起こった。「面白いヤツ、追い出すよ」と言いながら相撲の押し出しのようなギャグを宮迫に仕掛けるつもりが言葉が出てこず、八木はただ口をパクパクさせながら彼に向かっていったのだ。両手で体を押された宮迫は「な、なんや?」と戸惑うばかりだったという。
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