【海外発!Breaking News】ロシアの川が真っ赤に染まる 「ボルシチのスープの色みたいだ」
TechinsightJapan / 2020年11月9日 21時0分
ロシアのある都市でこのほど突然、川が真っ赤に変色した。あまりに人工的で毒々しい赤色に野生のカモも近寄らないという。原因は地元企業が排出した物質と推測されているが、物質の詳細などは明らかになっていないという。『The Sun』『LADbible』などが伝えた。
ロシアのシベリア連邦管区にあるケメロヴォ市内には、トム川とIskitimka川の2本の川が流れている。Iskitimka川が真っ赤に変色していると話題になり、その画像や動画がSNS上で拡散された。
写真を見ると明らかに何らかの物質で汚染されたような毒々しい色合いをしている。地元住民のアンドリュー・ジャーマンさん(Andrey German)は「川にカモは1匹もいませんよ。みんな川の土手に留まっています」と明かしており、普段川を泳いでいるカモたちも野生の勘が働くのか川を泳ごうとしないという。
他の住人は「ビートルートで作ったボルシチみたいに真っ赤だよ。とはいっても毒があるのだろうけどね」「こんなの川じゃないわ。クランベリーのグミみたいよ」とコメントしている。
この現象はIskitimka川だけに収まらず、近くを流れるトム川やモスクワ南西部のナロ・フォミンスクという町を流れる川にも赤い汚染水が流れ出してしまっているという。
今回の件についてケメロヴォ市の関係者は「詰まった排水溝から赤い水が流れ出しているのを確認しましたが、汚染の原因となっている物質は明らかになっていません」と公表しており、現在も調査が続けられているという。
ケメロヴォ市の副知事であるアンドレイ・パノブさん(Andrei Panov)は「市の雨水排水システムが汚染水の流出源の可能性があります。現在警察が犯人の特定を急いでいます」と話している一方で、環境省の代表者は「地元企業が大量の赤い物質を排出した可能性があります」と語っており、政府も混乱しているようだ。地元住民は詳細を伝えられていないと不満を口にしている。
今のところ健康被害については報告されていないが、川の水に触れたりすれば健康を害するおそれがあるという。
画像は『The Sun 2020年11月7日付「RED TIDE Mystery as rivers in Russia turn BLOOD RED and animals refuse to enter ‘toxic’ water」(Credit: East2west News)(Credit: Andrey German)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
タコ養殖反対派の急先鋒 米・マイアミ大学ジャクエット教授に聞く
日テレNEWS NNN / 2024年9月28日 17時47分
-
美しい自然が守られた山から流れる水が水源の漢江―中国
Record China / 2024年9月25日 21時30分
-
室内に作った魚が泳ぐ“1メートルの川”が氾濫寸前!?→エビを放してみると…… 頼もしい結果に「これは凄い」「おもろいなー」
ねとらぼ / 2024年9月25日 21時0分
-
千原ジュニア、水質改善!? の道頓堀川へダイブ「非常にイヤな仕事(笑)」「でも…」
マイナビニュース / 2024年9月7日 8時0分
-
汚い・臭い・危険…道頓堀川、フグやタイが棲む水質に!? 千原ジュニアが潜水で確認
マイナビニュース / 2024年8月31日 10時0分
ランキング
-
1小林シェフのパリ宅に男3人侵入 強盗目的か、妻が重傷
共同通信 / 2024年9月29日 1時7分
-
2イスラエル軍がヒズボラ最高指導者・ナスララ師を空爆で殺害…地上侵攻の可能性も示唆、緊張高まる
読売新聞 / 2024年9月28日 20時55分
-
3韓国・工事現場で本当にあった衝撃の映像…空から無数の鉄板が「降り注いだ」
KOREA WAVE / 2024年9月29日 7時0分
-
4ナスララ師殺害「当然の報い」=大使館員家族に退避命令―米大統領
時事通信 / 2024年9月29日 6時17分
-
5台湾を総裁選前に訪問の石破氏、中国が「断固反対」…高市氏の敗北に安堵する向きも
読売新聞 / 2024年9月28日 9時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください