【海外発!Breaking News】コンタクトレンズの自動脱着ロボットが開発される 実用化に向け来年には認証取得へ(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2020年11月10日 7時34分
アメリカに住む男性が、自動でコンタクトレンズを脱着できるロボットを開発したというニュースが届いた。高齢や障がいによって細やかな作業ができない人のために開発したもので、来年初めには認証を受け実用化を目指しているという。『WPLG Local 10』『International Business Times』などが伝えている。
米フロリダ州マイアミ在住のクレイグ・ハーショフさん(Craig Hershoff)は、コンタクトレンズを自動で脱着することが可能なロボットを開発した。クレイグさんはフックス角膜ジストロフィーという病気を患っており、眼鏡では視力を補うことができず特殊なコンタクトレンズを装着する必要があった。
クレイグさんは「私も高齢にあたる年齢で、コンタクトレンズを付けるという作業がいかに難しいかを知ることができました」とロボットの開発に至った経緯を明かしている。
開発されたロボットは音声で起動できるロボットで“クレア・レンズ・ロボット(Claira Lens Robot)”と名付けられた。クレイグさんは「このロボットは高齢者に限らず細かい作業をすることができない人にとって大きな助けになります」とコメントしている。
動画には実際にロボットを使ってコンタクトレンズを脱着している様子が映っている。ロボットは滑らかに動き、先端についている吸着カップによりコンタクトレンズを保持して動いている。コンタクトレンズ越しに目に触れるときもゆっくりと動いて付け外しを行っている様子が見て取れる。眼球に向かってロボットが向かってくる様子は少し怖いが、コンタクトレンズを付けるのが難しい人にとってはありがたい発明だ。
クレイグさんは「数名の高齢者に試してもらいましたが、皆さんこのロボットを気に入ってくれて、感謝の言葉もいただきました」と話しており、ロボットは問題なく動いているという。
現在はボストンで実用化に向けてロボットの臨床試験が行われている。この臨床試験の結果に関わらず、来年の初めにはアメリカ医療機器認証を取得する予定とのことだ。
画像は『International Business Times 2020年11月3日付「Miami Man Invents Robot to Help Senior Citizens Use Contact Lens Safely and Easily」(Youtube Screengrab/WPLG Local 10)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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