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【海外発!Breaking News】学費納付はココナッツでもOK! インドネシアの学校が経済的困難な学生に粋な救済策

TechinsightJapan / 2020年11月12日 5時45分

【海外発!Breaking News】学費納付はココナッツでもOK! インドネシアの学校が経済的困難な学生に粋な救済策

インドネシアのある学校が、学費納付が困難になった学生に対してココナッツやハーブを学費の代わりとして納付することを許可する粋な救済策を取っている。納付されたココナッツからヴァージンオイルを採取して販売し、運営資金を集めるという。『Insider』『UPI.com』などが伝えた。

インドネシアのバリ島ギャニャールにあるホスピタリティプログラムを提供するヴィーナス・ワン観光アカデミー(Venus One Tourism Academy)が、今年の3月よりユニークな学費納付方法を展開している。

同校は新型コロナウイルスの影響で経済的困窮に陥っている学生を考慮し、学費をココナッツで納付することを許可する救済策を打ち出した。納付されたココナッツでヴァージンココナッツオイルを採取し、それを販売するという。

また学生はココナッツだけではなく、食用に用いられているモリンガの葉やハーブの一種であるゴツコラでも学費として納付することができる。これらはハーブ石鹸の材料となり、石鹸を販売することにより学校運営の資金を生み出すそうだ。

同校責任者のワヤン・パセック・アディ・プトラさん(Wayan Pasek Adi Putra)は「学費は最初に全体の50%、2回目に20%、3回目に30%といったように、3段回に分けての納付となっていました。しかし新型コロナウイルスの影響もあり、柔軟に対応することに決めました」と今回の納付方法に至った経緯を明かした。

さらにワヤンさんは、「私たちは学生に周囲の環境を最大限利用することを教える必要があります。そうすることにより、学生たちは様々なスキルを持ってホスピタリティの世界を学ぶことができます」と学生のスキル向上にも役立つと話している。

ちなみにインドネシアの感染者数が多い地域では対面授業を禁止しており、それ以外の地域でもマスクの着用を義務付け、クラスの人数を少なくして授業を行う対応を取っている。

画像は『UPI.com 2020年11月3日付「Indonesian school accepting tuition payments in coconuts」(Photo by Pexels/Pixabay.com)』『Balipuspanews.com 2020年10月25日付「Ringankan Biaya Pendidikan Saat Pandemi Covid, Mahasiswa Venus One Tourism Academy Bayar Kuliah dengan Buah Kelapa」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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