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【海外発!Breaking News】猛毒のヘビに噛まれた9歳少女「するべきことは分かっているわ」 テレビ番組で学んだ冷静な対応で命助かる(豪)

TechinsightJapan / 2020年11月15日 6時45分

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このほど豪ビクトリア州にて、9歳の少女が猛毒のヘビに足を噛まれる事故が起きた。しかし少女は野生動物を紹介するオーストラリアの人気テレビ番組で得た知識をもとに母親が驚くほど冷静に対応し、命が救われたという。『news.com.au』『7NEWS.com.au』などが伝えている。

多くの野生動物が棲息するオーストラリアでは、野生動物による事故も多い。そんなオーストラリアに暮らす野生動物の生態や魅力、遭遇しやすい事故とその対処法などを紹介する人気フィクション番組『All Aussie Adventures』によって、このたび1人の少女の命が救われた。

9歳のグレースちゃん(Grace)はある日、ビクトリア州ジーロング(Geelong)にある自宅の作業場裏に出ていた。母親のルイーズさん(Louise)によると、グレースちゃんは毎朝日課のようにその場所でトカゲの観察や捕獲を楽しんでいたという。

いつものようにトカゲを探していたグレースちゃんだったが、しばらくすると木の葉のガサガサとする音が聞こえた。その音のする方へと向かったところ、待ち構えていたのはトカゲではなくトグロを巻いた大きな蛇だった。

ルイーズさんはその時の様子をこのように明かしている。

「トカゲを探していたグレースが見つけたのは、なんと1.5mもある大きなタイガースネークだったんです。」
「ヘビは頭を持ち上げ、娘に向かってうなり声をあげていました。そして驚いたグレースが後ろに飛びのくと、ヘビは足に噛みついたんです。」

ヘビに噛まれたグレースちゃんは叫び声をあげ、助けを求めて家の中に飛び込んできたという。

ルイーズさんは急いでグレースちゃんを床に寝かせ、噛まれた足を圧迫止血した後に緊急通報ダイヤル「000」に電話をした。

グレースちゃんを噛んだタイガースネークは猛毒を持つコブラ科のヘビで、オーストラリアでは最も危険なヘビとして知られている。有毒のヘビに噛まれた時は、毒の周りを抑えるために動き回らず、冷静に助けを待つというのがセオリーだ。ルイーズさんもグレースちゃんに対し「おちついて、動いてはだめよ!」とできるだけ身体を動かさず救急隊の到着を待つように声をかけた。

とはいえグレースちゃんはたった9歳の少女だ。ヘビに噛まれた恐怖でパニックを起こしてもなんらおかしくない。しかしグレースちゃんは驚くほど冷静に、このようにルイーズさんに伝えたのである。

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