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【海外発!Breaking News】アルビノ2人を含む3きょうだいがモデルに「偏見をなくし、美しさの定義を変えたい」(英)

TechinsightJapan / 2020年11月23日 21時12分

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今年8月、英国発のベビー&キッズ・マタニティブランド「ジョジョ ママン ベベ」の“秋冬2020キャンペーン”の顔に、ダウン症を患う2歳のエレノア・マントンちゃん(Eleanor Manton)が起用されたことをお伝えした。そのイギリスから今度は、昨年にモデルデビューしたアルビノ(先天性色素欠乏症)のきょうだいの話題が飛び込んできた。『Mirror』などが伝えている。

「障がいがあったり、アルビノ(先天性色素欠乏症)や白斑症であったり、トランスジェンダーやノンバイナリー(女性にも男性にも当てはまらない)である人は、なぜモデルに起用されないのか。モデルにも多様性を反映させるべき」―そんな声から2017年に誕生したイギリスのモデル事務所「ゼべディ・マネジメント(Zebedee Management)」。これまでに500人以上がモデルとして活動し、モデル業界の革新的な存在として注目を浴びている。

そんなゼベディ・マネジメントから昨春、英マンチェスターのゴードンに住むアルビノの長男セム君(Shem、16)と長女ノラちゃん(Nora、10)、そして次男のエズラ・ジョセフ君(Ezra Joseph、13)の3きょうだいがモデルとしてデビューした。



3きょうだいとはいえ、セム君とノラちゃんはメラニン色素が欠乏しているアルビノのため肌は白く金髪で、両親と同じ茶褐色の肌を持つエズラくんとは違う。外見が異なる3人が一緒にいると、じっと見られることは珍しくないそうで、末っ子のノラちゃんはアルビノであることをからかわれ、酷いいじめにもあってきた。

そんな3人をインクルージョン(包括)とダイバーシティ(多様性)を売りにする「ゼベディ・マネジメント」に登録したのは母親のマリアさん(42)で、「アルビノへの偏見が少しでもなくなれば」と子供たちを送り出した。



マリアさんは「『セムとノラは、エズラときょうだいだ』と言っても信じない人もいるわ。きょうだいで外出すればジロジロ見られるし、ノラはいじめられてよく泣いて帰ってきていたの。そんな状況を変えたくて、モデル事務所に登録したのよ」と明かすと、子供たちについてこう語った。

「モデルとしての子供たちの活躍は目覚ましいものがあるわ。3人はスポーツブランド『ナイキ(Nike)』、アイルランド発のファストファッション『PRIMARK(プライマーク)』、ノラに至ってはファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』のイタリア版に起用されたの。」

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