【海外発!Breaking News】「安楽死寸前の動物に第二の人生を」保護に尽力する女性と必死に生きる動物の姿が胸を打つ(印)<動画あり>
TechinsightJapan / 2020年11月18日 7時45分
![【海外発!Breaking News】「安楽死寸前の動物に第二の人生を」保護に尽力する女性と必死に生きる動物の姿が胸を打つ(印)<動画あり>](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_734087_0-small.jpg)
虐待、育児放棄、事故、老い、病気などで特別なケアが必要な動物ばかりを集め、愛情を注ぎ続ける女性がいる。インド在住の女性と第二の人生を与えられた動物たちとの関わりを捉えた姿が、多くの人の心を捉え感動を与えている。『InspireMore.com』などが伝えた。
インドのハリヤーナ州グルグラムに住むディブヤ・パーササラティさん(Divya Parthasarathy)は2017年8月、動物保護団体「Tails of Compassion(ToC)」を設立した。
幼い頃から動物が大好きだったというディブヤさんは「動物保護施設はたくさんあっても、年を取ったり障がいを負って捨てられた動物の引き取り先がほとんどない。安楽死されてしまうしかない動物たちをなんとか救えないだろうか」とリサーチを重ね、慈善団体である「ToC」を立ち上げた。「Tails of Compassion(ToC)」の「Compassion」とは思いやりを表す言葉で、ディブヤさんの活動をストレートに表している。
「もし人間だったら『年を取ったからもういらない』とか『事故に遭って歩けないからもう世話をしない』なんてことはしないでしょう。でも一部の心無い人たちは、動物をいとも簡単に捨ててしまう。なぜ人間は思いやれるのに、その愛を動物に向けることができないのか…。そこから私の活動が始まったのです」と熱く語るディブヤさん。現在は犬が約40頭、ヤギ3頭とニワトリ1羽、子牛数頭とかなりの数の動物を保護しており、3年間で保護した動物は300頭以上になるという。
「ToC」の活動は寄付や地域の協力で成り立っており、ディブヤさんは保護した動物や施設の様子をSNSに頻繁に投稿している。その活動はインドのメディアでも取り上げられており、今夏に保護したオス犬“マスター・シフ(Master Shifu)”の様子を捉えた動画は多くの人の関心を集めた。ディブヤさんによると、マスター・シフは骨の成長不良などにより骨や関節が変形してしまうくる病を患っており、市場に捨てられていたところを保護されたという。
ディブヤさんは「マスター・シフは前足が変形して上手く歩けず、市場で保護されなかったらきっと命はなかったと思います。しかも獣医に安楽死を勧められ、私たちが引き取ったのです」と明かすと、このように続けた。
「私は動物にまだ生きる可能性が残されているなら、安楽死をさせることが正しい選択とは思っていません。」
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