【海外発!Breaking News】噛まれてもベンガルトラに挑むナマケグマ 壮絶な闘いをカメラが捉えた!(印)
TechinsightJapan / 2020年11月27日 5時45分
![【海外発!Breaking News】噛まれてもベンガルトラに挑むナマケグマ 壮絶な闘いをカメラが捉えた!(印)](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_736596_0-small.jpg)
インド中央部マハーラーシュトラ州に位置する「タドバ・アンダリタイガー保護区」は、同州の中でも最も古く広大なベンガルトラの保護区の一つとして知られている。その保護区でツアーガイドとして働く野生動物写真家がベンガルトラとナマケグマの壮絶な闘いを捉え、『Nature inFocus』『Mirror』などに取り上げられて話題となっている。
野生動物写真家でツアーガイドとしても活躍するアーピット・パレクさん(Arpit Parekh)は2018年2月、サファリツアーに訪れた観光客を連れてタドバ・アンダリタイガー保護区にやってきた。アーピットさんはその日の朝にベンガルトラに遭遇しており、「もしかしたら」と同じ場所に戻るとオスのベンガルトラが午後の昼寝を楽しんでいるのを発見した。
アーピットさんは「サファリトラックの中からベンガルトラの写真を撮って、まさにその場を去ろうとした時だった。ベンガルトラが何かに気付いて起き上がったんだ」と当時を振り返り、その様子を次のように語った。
「竹林で最初はよく見えなかったんだけど、すぐそばに2頭のナマケグマがいるのが分かったんだ。大きな身体のナマケグマは母グマで、すぐにベンガルトラと闘い始めたよ。たぶん後ろにいた小さめの子グマを逃がそうとしたんだろうね。」
「ただナマケグマはベンガルトラに首元を噛まれ、上から押さえつけられたんだ。とにかく圧倒的にベンガルトラが優勢だった。でも『もうあの母グマはダメなんじゃないか』と思ったその時、母グマを押さえつけるのに疲れたベンガルトラが、一瞬だけ身体を離したんだ。」
「するとその隙を逃さずに、母グマは逃げた。そして後ろ足で立ち上がったんだ。母グマの首のあたりには大きな傷ができて出血していたけど、長く鋭い爪でベンガルトラの胸部をひっかいて立ち向かっていったんだ。午後の暑い日差しが照り付ける中、2頭の闘いは30分ほど続いたよ。」
「母グマは最後、ベンガルトラの足を狙っていたようだった。疲れ切ったベンガルトラは水辺へと追いやられてね。母グマもかなり疲れた様子で、そこでやっと闘いを止めて去っていったんだ。」
「きっとナマケグマの親子は水を飲もうとやってきたんだろうね。一生に一度あるかないかという貴重な闘いに遭遇できて、本当にラッキーだったよ。」
ちなみにベンガルトラは体長およそ1.5~2メートル、体重は100~230キロにまで成長する。一方のナマケグマは体長1.5~1.8メートル、体重はメスが95キロ、オスは140キロ以上になる。ナマケグマの外敵は少ないが、近年は森林開発などによって生息地が減少しており、人間を攻撃する事故も多発しているという。
画像は『Mirror 2020年11月25日付「Astonishing moment huge tiger launches attack on world’s ‘deadliest bear’」(Image: Mediadrumimages / Arpit Parekh)』『The Sun 2020年11月25日付「CLASH OF THE TITANS Dramatic moment Bengal tiger battles a 300lb bear dubbed ‘the deadliest in the world’ – but who do you think won?」(Credit: Mediadrumimages / Arpit Parekh)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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