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【海外発!Breaking News】世界最長! 27年前の凍結胚から女児誕生 姉の記録24年を抜く(米)

TechinsightJapan / 2020年12月3日 21時0分

夫妻は「まだ第2子が誕生したばかりですが、次は養子を迎えようと思っています。エマ=レンとモーリーのドナーの胚は全て使い切ってしまって、もう残っていないのですよ。ただNEDCには本当に感謝しています」と述べている。



一方でNEDCの研究所長で胚の解凍を行ったキャロル・ソマーフェルト医師(Carol Sommerfelt)は「胚が温度管理された液体窒素のなかにきちんと保存されていれば、少なくとも27年半を経過しても赤ちゃんの誕生は可能だということです。2人の誕生にかかわることができたことを非常に誇りに思っています」と語った。

なおNEDCによると、アメリカでは凍結胚の数は100万にものぼるそうで、余剰胚を破棄することを嫌がり、年間500~1000ドルを払ってでも保存を望むドナーもいるため10年を超える凍結胚も多いという。凍結胚の寿命は正確にはわかっていないが、解凍した胚が妊娠に至る確率は最新データで54%とのことだ。



ちなみに1991年4月生まれのティナさんは、モーリーちゃんの胚が凍結保存された1992年10月にはまだ1歳半だったことになる。もし保存されずに誕生していたら、モーリーちゃんはティナさんと同じ学校に通っていた可能性もあったわけで、ティナさんは最後にこんな感想を述べた。

「胚の解凍や妊娠については、医師を信頼してお任せしました。世界記録を更新と言われてもピンときませんが、EAは子供ができなかった私たちに希望を与えてくれました。可愛い2人の娘たちと今年のクリスマスを一緒に過ごすことを今からとても楽しみにしているんですよ。」

画像は『The Sun 2020年12月2日付「FROZEN IN TIME This incredible baby is ‘27 years old’ - just two years younger than her mother - after embryo was frozen in 1992」(Credit: Haleigh Crabtree Photography)』『National Embryo Donation Center 2020年11月30日付Facebook「The Gibson family has another history-making miracle to celebrate!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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