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【海外発!Breaking News】浜辺から持ち帰った漂着物が自宅で発火 第二次世界大戦当時の手榴弾か(英)

TechinsightJapan / 2020年12月16日 5時45分

【海外発!Breaking News】浜辺から持ち帰った漂着物が自宅で発火 第二次世界大戦当時の手榴弾か(英)

浜辺には時折お宝同然の珍しいものが流れ着くことがあり、先月にはタイで高価な龍涎香(りゅうぜんこう)が発見されていた。このほどイギリスに住む親子が浜辺で龍涎香に似た物体を見つけて家に持ち帰ったところ、その物体は発火して手榴弾だったことが判明したという。『KentOnline』などが伝えている。

英ケント州ディール在住のジョディ・クルーズさん(Jodie Crews、38)は今月5日、娘のイザベラちゃん(Isabella、8)と共に飼い犬の散歩のためサンダウン・ビーチを訪れていた。

浜辺に流れ着いた流木やガラスなどの漂着物を集めて何かを作るのが好きだという2人が歩いていると、小石の上に見慣れない物を発見した。「古い骨の一部を見つけた」と思ったジョディさんは、特定するために写真を化石や考古学を扱うサイトに投稿してみたそうだ。



ジョディさんの投稿にはたくさんのコメントが届き、ある女性からは「龍涎香じゃないかな? 熱したピンで穴を空けると白い煙が出てくると思うよ」とアドバイスがあった。龍涎香はクジラから排泄される、希少価値の高い結石だ。



このコメントに胸を高鳴らせたジョディさんとイザベラちゃんは、本当に龍涎香かどうかを確かめるためにテーブルの上に飾っておいた謎の物体を床に降ろし、熱したピンを近づけた。すると外側の部分が溶け、すぐに発火し物体が炎に包まれたのだ。当時のことについてジョディさんはこう明かしている。

「勢いよく燃え始めたのを見て、一気にサバイバルモードに切り替わった感じでした。イザベラと家と、飼っていた犬や猫を守らなければと思いましたね。イザベラは叫びながら裏口の方へ走り外に出て、助けを求めに行きました。私は炎に包まれた物体をキッチンのシンクの中に投げ入れ、急いで濡れたタオルを持ってきて被せたんです。イザベラが安全な場所にいることを確認し、上の階にいる生後3週間の4匹の子猫とボーダーコリーの“ティーガン(Teegan)”、それからポメラニアンの“ルル(Lulu)”を助けに行きました。」



ジョディさんがペット達を助けに行っている間、この騒ぎを聞きつけた近隣住民が消防へ通報した。到着した消防隊により炎が大きくなる前に鎮火され、キッチンの窓枠などが燃えてしまったが幸いにもケガ人は出なかった。消防隊によると、燃えていた物は第二次世界大戦で使用されていた浸食された手榴弾の残りだったという。

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