【海外発!Breaking News】便意をもよおしトイレに行った初産婦、陣痛とは思わずそのまま出産(英)
TechinsightJapan / 2020年12月22日 20時5分
「初産で陣痛がどんなものか想像もつかなかった」という22歳の女性が今年1月、救急隊員の助けを借りて無事バスルームで出産した。女性は陣痛を便意だと思い、トイレで痛みに耐えていたという。『LADbible』『Metro』などが伝えた。
英シュロップシャー州ブリッジノース在住で学生のビリー・ワードさん(Billie Ward、22)は今年の1月22日、鈍い腹痛を感じながら眠りについた。ビリーさんはその日が第1子の出産予定日だったものの、直前に受けた妊婦検診で助産師から「まだ赤ちゃんは生まれそうにないですね。もう少し様子を見て陣痛促進剤を使用しての分娩になるでしょう」と言われたばかりで、それが陣痛であるとは思いもしなかった。
ビリーさんは「お腹に少し痛みがあり、真夜中に便意を感じてトイレにいったのです。その後はなかなか眠れなかったので、朝4時頃にお風呂に入りました。破水はなく、赤ちゃんが出てくる感覚も全くなかったのですが、少しだけ出血しているのが分かりました」と当時を振り返る。
そして午前4時45分頃、トイレの便座に座って力んでいたビリーさんは、出るものが出ずに「999」に緊急コールをしてこう伝えた。
「こんな時間にすみません。今日が出産予定日なのですが、腹痛が酷いのです。赤ちゃんが出てくる様子はなく、便意を感じるのでトイレにいるのですが…。」
するとオペレーターは「今すぐ便座から降りてください。それは便意ではなく、陣痛だと思います。あなたの赤ちゃんが生まれるのですよ」と告げて、リラックスするように指示。5時5分頃に救急隊員がやってきた。そしてその5分後、ビリーさんが大きく息を吸って一度だけ力むと、娘のアレートちゃん(Arete)が誕生した。バスルームでの出産だった。
「自宅で産むことは全く考えていなかった」というビリーさんは、その時の分娩について次のように振り返った。
「緊急コールをしてからは身体の震えが止まらなかったのですが、破水することはありませんでした。実はアレートは羊膜に包まれたまま出てきたので、私は赤ちゃんの頭が出てくることさえ感じなかったのです。きっと私の身体はまだ分娩の準備ができていなかったのでしょうね。救急隊員がその後の処置をしてくれたのですが、アレートを腕に抱いた時にはさすがにほっとしましたよ。」
「夫のジョシュ(Josh、24)はあまりにも突然のことにショックを受けていましたが、私にとってアレートの出産は忘れられない思い出になりました。」
なおビリーさんは出産後、病院に搬送されて手当を受け、同日中には自宅に戻ったそうだ。来年2月には第2子の出産を控えているそうで、「次は2度目なので、陣痛がどんなものなのかも分かりますし、心の準備はできています。アレートの時の経験を生かし、自宅で産もうと思っているんですよ」と笑いながら語っている。
画像は『The Sun 2020年12月21日付「PUSH PRESENT Mum shares pic of her ‘relieved’ face after pushing out what she thought was a poop - only to realise it was her baby」(Credit: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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