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【海外発!Breaking News】5年前に購入したペーパーウェイトが「骨壺」だった SNSでシェアし持ち主が見つかる(米)

TechinsightJapan / 2020年12月31日 18時39分

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5年前にある女性が、ガレージセールでハート形のペーパーウェイトを1ドル(約103円)で購入した。しかし最近になってそれは遺灰を入れる骨壺だったことが判明し、女性が手元にあるペーパーウェイトを確認すると中には遺灰が入っていたという。女性はこの骨壺の持ち主をSNSで探し始めたところ、地元紙も報道して捜索に協力した。すると翌日に持ち主が見つかったそうだ。『Bored Panda』などが伝えている。

米オハイオ州グラフトン在住のジェシカ・ロバーツさん(Jessica Roberts)は5年前、ガレージセールでハート形のペーパーウェイトを見つけた。鳥が描かれ細やかな模様がデザインされたその商品を、一緒に来ていた息子が気に入り「ママにプレゼントしたい」と言い出した。1ドル(約103円)と安かったこともあり、すぐに購入し自宅で使用していた。

しかしある日、Amazonでオンラインショッピングをしていたジェシカさんは5年前に購入したペーパーウェイトと全く同じものが載っている広告を発見した。それは30ドル(約3千円)で売られていた。

思いのほか高価だったことが気になったジェシカさんは、商品の詳細を見た。するとそれはペーパーウェイトではなく、人や動物の遺灰を入れる骨壺だったのだ。



ペーパーウェイトとして5年間使用していたものが実は骨壺だったことをジェシカさんは自身のFacebookに投稿すると、ユーザー達は「絶対に捨てない方がいいよ」「持っているのは怖いと思うし、埋めた方がいいんじゃない?」「持ち主を探してみたらどう?」などのコメントが届いたという。

コメントを読んだジェシカさんは、「このペーパーウェイトの裏側にはネジが付いていて、開けてみるべきか、そのまま捨てるべきか本当に悩みました。翌朝、仕事に行く前に中身が入っているかどうか覗いてみようと決意しました。そしていざ開けてみると、遺灰のようなものが入っていたんです。すぐにこの写真を撮り、持ち主を探そうとSNSでシェアしてみました」と明かした。

あるべき場所へ骨壺を返したいと思いシェアしたジェシカさんの写真は、多くのユーザーにより拡散された。同日夜には地元紙『Chronicle Telegram』から「この話をシェアして持ち主探しを手伝いたい」と申し出があったそうだ。

瞬く間にシェアされたジェシカさんの投稿により翌朝、持ち主の夫と名乗る男性から「妻の父親の遺灰が入っており、数年前に失くしてしまい探していた」という連絡が届いた。この男性によると、妻が数年前に付き合っていたパートナーが別れた腹いせに妻の持ち物を持ち去ってしまい、その際に骨壺を失くしてしまったという。

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