【海外発!Breaking News】火災発生した動物保護シェルターで16匹の犬猫を救出 ホームレス男性に「彼はヒーロー」の声(米)

TechinsightJapan / 2021年1月1日 21時58分

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アメリカの動物保護シェルターで火災が発生し、犬や猫が取り残されてしまった。しかし近くにいたホームレスの男性が火事に気付き、煙が充満して炎が燃え広がる中へ飛び込んで中にいた犬や猫をすべて救出したという。男性の行動には称賛の声があがり、クラウドファンディングで男性への支援も集まっているようだ。『People.com』などが伝えた。

米ジョージア州アトランタにある動物保護シェルター「W-Underdogs」で12月18日、火災が発生した。シェルター内の動物たちを救出するために素早く行動したのは、13歳の頃からホームレス生活をしているキース・ウォーカーさん(Keith Walker、53)だった。

キースさんは同シェルターの創設者グレイシー・ハムリンさん(Gracie Hamlin)の厚意により毎晩、飼っているピットブルの“ブラボー(Bravo)”を預けていた。火災発生当時は、ブラボーを迎えに行くところだったという。

燃え盛る建物に飛び込もうとした時、キースさんは「地獄にいるのかと思うくらい緊張したよ。煙に包まれた入り口から入るのは本当に怖かった。でも神様が動物たちを助けるために背中を押してくれたんだ」とのちに明かしている。

煙の充満する建物に入ったキースさんは、中にいた6匹の犬と10匹の猫すべてを救出した。キースさんは「もし犬が好きなら、世界にいる誰でも愛することができるさ。ブラボーはベストフレンドで、もしブラボーがいなければ今の私はここにいないし、他の犬たちも助けなきゃいけなかったんだ」と語る。

そんなキースさんの行動に、グレイシーさんは「キースさんは私たちにとって守り神も同然です。消防隊が到着してアニマルコントロール(動物管理局)に連絡しましたが、キースさんはすでに建物の中に入って犬や猫たちを救出し、安全な場所に避難させていました」と感謝の意を述べた。

同シェルターがFacebookに今回の火災を報告すると、ユーザーからは「動物たちを救ってくれてありがとう。彼はヒーローね」「動物もキースさんも無事でよかった」「彼は動物たちを救ってくれたんだから、私達も彼に何かしてあげなきゃ」「何て心優しい人なんだ。みんなケガが無くてよかった」とキースさんの勇気ある行動を絶賛する声が相次いだ。

なおアトランタ消防局によると、電気設備機器などによる電気火災だったとのことだ。炎は建物が全焼する前に消し止められたという。



偶然にも同シェルターは1週間後に引っ越しする予定だったそうで、ボランティアの協力を得て動物たちを新たなシェルターに移動させたそうだ。

さらに同シェルターには、多くの人から「キースさんのために何かしてあげたい」という声が寄せられ、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で寄付を募った。目標額は5,000ドル(約51万円)だったが、1月1日時点で73,075ドル(約755万円)の寄付金が集まっている。

これらのサポートに対し、同シェルターは「キースさんがホームレスに至った経緯は複雑であることを理解して欲しい」と呼びかけており、今後はホームレスに携わる団体などの協力を得るなどしてキースさんへのサポートを検討している。また以前からキースさんと協力して動物のサポート活動を行っていると言い、これからもキースさんの望みをできる限り叶えていきたいという。

画像は『People.com 2020年12月28日付「Homeless Man Rescues Every Animal in Atlanta Shelter After Fire Broke Out, Including 10 Cats and 6 Dogs」(CREDIT: GOFUNDME)』『W-Underdogs 2020年12月19日付Facebook「Tonight we thank our guardian angels.」、2020年12月20付Facebook「Yesterday afternoon while out picking up supply donations I received a call that my home, and W-Underdogs headquarters, had caught fire.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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