【海外発!Breaking News】「読まないで」と書かれた古い日記帳が見つかる 37年越しに持ち主の元へ(米)
TechinsightJapan / 2021年1月4日 5時45分
カナダ在住のある男性が、両親から実家で見つかったという心当たりのない古びた2冊のノートを受け取った。これは男性の実家の屋根裏で作業していた業者が見つけたものだった。このノートは日記帳だったようで、表紙には「プライベートなものです。読まないで!」と書かれており、名前も記されていた。男性が持ち主を探すためSNSに投稿すると、すぐに見つかり37年越しに本人に渡されたという。『CP24』などが伝えている。
カナダのオンタリオ州トロント在住で海軍歴史家のニック・ガンズさん(Nick Gunz、41)は、トロント大学で非常勤講師として働いている。12月初め頃、ニックさんは両親から2冊の古いノートを受け取った。このノートは、ニックさんの実家で断熱材を取り付けていた業者が屋根裏の隙間から発見したものだった。
ノートの表紙には「これはアリソンのものです。プライベートなものなので読まないでください!」と書かれていた。ニックさんがパラパラとページをめくると、持ち主のフルネームと年齢、かつてこの家に住んでいたことが分かったという。ニックさんはこれらの情報から持ち主を探してみようと思い、自身のTwitterに先月24日、写真を添えて次のように投稿した。
「アリソン・ジェンキンスさん(Alison Jenkins)、あなたが1983年、10歳だった頃のトップシークレットのノートを預かっています。このノートはトロントのオーチャード・クレス33番の家の屋根裏から見つかりました。名前と年齢を確かめるためにざっと見ましたが、注意書きの通り中身は読んでいません。お返ししたいです。」
この投稿が他のSNSなどでシェアされると、持ち主であるアリソンさんのもとに知らない人から「このノートはあなたのものではないですか?」といったメッセージが複数届いたという。アリソンさんは受け取ったメッセージについてこのように明かしている。
「メッセージを最初に見た時はスパムなどの詐欺かと思いましたが、とりあえず載っていたリンクを開いてみたんです。そこには以前トロントに住んでいた時の家の写真がありました。それでも詐欺ではないかという思いが消えなかったのでグーグルでこの話を調べてみると、すぐにノートの写真が出てきて『これは絶対に私のだわ』と驚きました。」
このノートを日記帳として使っていたアリソンさんは、弟から自分の秘密を守るべく屋根裏に小さな隙間を見つけて隠したという。それ以降はこのメッセージが届くまですっかり忘れていたそうだ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「ほっこり」おばあちゃん手描きの孫育て絵日記「5才児の行動オモシロイ」「もっと見たい」
まいどなニュース / 2024年9月27日 14時0分
-
121年前に投函された絵はがきが届いた……! 宛先の人物を探す英国の投稿が話題呼び、心温まる結果に
ねとらぼ / 2024年9月17日 20時40分
-
大河『光る君へ』紫式部が期待されたこと 一条天皇が「読みたい」→彰子のもとへ→仲が深まり… 識者語る
よろず~ニュース / 2024年9月2日 11時0分
-
フードエッセイスト、平野紗季子のエッセイ集『ショートケーキは背中から』本日発売&刊行記念イベント満員御礼!
PR TIMES / 2024年9月2日 9時40分
-
オリラジ藤森、新婚生活を初公開 愛が詰まった妻&母からのメッセージに感動
ORICON NEWS / 2024年9月1日 6時0分
ランキング
-
1ニュース裏表 峯村健司 ネット上で「反日」拡大も 不適切投稿即削除の中国政府は〝黙認〟男児刺殺事件は「日本」標的の可能性、SNS上で煽られたか
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月28日 10時0分
-
2アフガン東部で「未知の病気」=2人死亡、50人重体
時事通信 / 2024年9月25日 18時58分
-
3イスラエル首相「国連は茶番劇化」
AFPBB News / 2024年9月28日 14時4分
-
4「前例ない爆発」に衝撃=住宅地が無残、地面に巨大穴―レバノン
時事通信 / 2024年9月28日 7時53分
-
5自民党総裁選「尹錫悦政権が期待する候補は…」 韓国の日本研究者3氏に聞く
産経ニュース / 2024年9月25日 17時28分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください