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【海外発!Breaking News】深夜3時の交差点、三輪車で遊ぶ男児の姿を目撃した男性「幽霊じゃないなら止まってくれ!」(マレーシア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年1月10日 5時0分

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マレーシアの小さな村で深夜3時、1人三輪車で遊ぶ男児を地元の村人が発見した。声をかけても全く反応を示さない男児に「幽霊ではないか」と怯える男性の姿を捉えた動画が話題になっている。この男児は自閉症を抱えており、男性らの通報によって警察に無事保護されたという。『SAYS』『New Straits Times』などが伝えている。

マレーシアのサバ州プタタンの交差点で12月30日の午前3時、ある男性が三輪車に乗って1人遊んでいた4歳ほどの男児を車中から見かけた。男性は深夜ということもあって「心霊現象だと思う!?」「誓ってもいい! あれは小さな子供だった!」と恐怖に駆られて取り乱しつつも、少年を見かけた交差点まで友人と一緒に戻って確認することにした。

するとそこにはやはり、1人で遊ぶ幼い男児の姿があった。周囲には保護者など大人の姿はなく、彼らの脳裏には「幽霊」の文字がよぎっていた。

しかも男児は、男性の乗る車が近づいてこようが、光を当てられようが、振り返るどころか一切の反応を見せなかったことで、男性達の恐怖心をより煽る。意を決した男性は、車の窓を下げて「もし君が人間なら、頼むから止まってくれ!」と男児に声をかけてみたが、それでも男児は反応を示さない。

恐怖心は拭い切れないものの、近寄ってみると明らかに実体のある男児だったことから男性はようやく車を降りた。そして友人が警察官を呼びにいく間、そばについて男児を見守っていたという。

その後、現れた警察官によって男児は保護され、まもなくして駆けつけた母親に引き取られていったそうだ。

ペナンパン地区警察のモハド・ハリス・イブラヒム副署長(Mohd Haris Ibrahim)は、のちに今回の件についてこのように明かしている。

「数人の村人が『4歳ぐらいの男の子が交差点を三輪車で走っている』とプタタン警察署に通報しにやって来ました。」
「当直中だった私の部下がすぐに現場に急行し、男児を見つけて保護しました。そして警察署へと連れてきたそうです。」
「それとほぼ同時に、男児が家にいないことに気付いた母親が警察署に助けを求めにやってきました。」

現れた母親は「息子は自閉症を抱えている」と警察に話したという。どうやらこれが、男児が男性達の呼びかけに反応しなかった理由のようだ。

当初は心霊現象を疑っていた男性らによって、男児の発見から保護までの一部始終が撮影されており、それがサバ州に住む人々の情報交換の場となっているFacebookページ『My Sabah』に共有されると、動画は瞬く間に話題となった。

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