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【海外発!Breaking News】サッカー試合に乱入した野良犬、2日後に怪我をして選手が飼い主に(ボリビア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年1月6日 21時0分

【海外発!Breaking News】サッカー試合に乱入した野良犬、2日後に怪我をして選手が飼い主に(ボリビア)<動画あり>

このほど南米のボリビアから、サッカー選手と野良犬の心温まる話題が届いた。プロサッカーリーグの試合中にフィールド内へ野良犬が乱入するという騒ぎが起き、犬は選手に抱きかかえられて退場させられる一幕があった。そして1週間後、犬はこの選手の新たな家族の一員になったという。『Elite Readers』『FOX 5 DC』などが伝えている。

ボリビアの首都ラパスで昨年12月24日、プロサッカーリーグの試合が一時中断する事態になった。1頭の白い犬が、試合中にもかかわらずフィールドを駆け回っていたからだ。

ハプニングはクラブチーム「ザ・ストロンゲスト」が相手チームの「ナシオナル・ポトシ」から2点リードしている時のことだった。犬は口に選手のものと思われるスパイクをくわえて、振り回しながら嬉しそうに走っていた。



審判がフィールド内に入らないように犬を制止させようとするがうまく逃げられてしまい、そのうち犬は座り込んでスパイクを嬉しそうに噛み始めた。犬が油断している隙を見計らって選手2人が犬を連れ出そうとするが、よほどフィールドが気に入ったのか、寝転んでその場から離れるのを拒んでいるようだった。

最終的に犬はザ・ストロンゲストのラウル・カストロ選手(31)に抱きかかえられて警備員へと託された後、場外へ連れ出された。

試合は3対0でザ・ストロンゲストが勝利を収め、犬が起こした騒動もそのまま中継で放送された。そのため犬はSNSで話題となり、人々から“カチート(Cachito)”と呼ばれるようになった。



ところが2日後の26日のこと、カチートは野良犬だったこともあって通りで車に轢かれて怪我をしてしまった。ぐったりしたカチートを見かけた地元住民が動物保護団体「Ni Una Patita Menos」に連絡し、同団体が治療のためにカチートを保護した。



幸運にもカチートは治療を受けて、みるみるうちに回復していった。その後、カチートが怪我をしたことが地元メディアによって報じられ、試合中にカチートを抱きかかえて退場させたラウル・カストロ選手もそのことを知った。すると彼はカチートを家族として迎えることを決意したそうで、次のように明かしている。

「私はSNSのアカウントを持っていないので、カチートのことはチームメイトから聞きました。それですぐに動物保護団体に連絡して、引き取りたいと伝えたんです。」

そして今月1日、カストロ選手とカチートは再会した。引き取りに来たカストロ選手を、カチートは迎えに来るのを知っていたかのように彼のそばへ駆け寄ったそうだ。



画像は『Elite Readers 2021年1月5日付「Bolivian Soccer Player Adopts Stray Dog Who Interrupts Match」』『Ni Una Patita Menos 2021年1月1日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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