【海外発！Breaking News】誘拐事件速報ページに容疑者として“チャッキー”人形が！ 「テスト用でした」と米テキサス州公安局

このほどアメリカの誘拐事件速報ページで、テスト用に作成したページが公開されてしまうというミスが発生した。しかもそのページには、ホラー映画『チャイルド・プレイ』でお馴染みのキャラクター“チャッキー”が容疑者として掲載されていたのだ。テスト用にしては怖すぎる内容だが、ネット上からは笑いの声があがっている。『FOX 8 News』などが伝えた。

今回の話題の発端は米テキサス州の公安局で先月29日、誘拐事件速報ページ「AMBER Alert」にテスト用で作成していたものを誤って新着情報として公開してしまった。

そのページでは誘拐事件の容疑者と被害者の写真や特徴を記載しており、情報提供を呼びかけることが目的となっている。

誤って配信された情報には、容疑者として“チャッキー”の写真が、誘拐された子どもにはチャッキーの息子である“グレン”の写真が使われており、特徴欄には以下のように記載されていた。

容疑者：チャッキー（Chucky）
年齢：28歳
髪：赤色または赤褐色
身長：3フィート1インチ（約94センチ）
体重：16ポンド（約7.2キロ）
人種：人形
性別：男
目：青色
追加情報：青いデニムのオーバーオールに、カラフルなストライプ柄の長袖シャツを着用し、大きなキッチン用ナイフを握っている

誘拐された子ども：グレン（Glen）
年齢：5歳
髪：赤色または赤褐色
身長：2フィート3インチ（約68センチ）
体重：6ポンド（約2.7キロ）
人種：白人
性別：男
目：青色
追加情報：青色と黒色の入ったシャツを着用

このページが公開されると、新着情報を受け取るためメールアドレスを登録していた人たちに3回も送信されたという。ネット上からは「これは面白すぎる。チャッキー、それは自分の子だぞ」「こういうことが起きるからテストが必要なんだね」「私もこのメール受け取りたかった」などのコメントが届いた。

今回のミスについてテキサス州の公安局は「これは開発用サーバーでテストしていた際に、誤って配信されてしまったものです。混乱を招いてしまい大変申し訳ありませんでした。再発防止に努めてまいります」とコメントした。

ちなみにAMBER Alertの“AMBER”とは「America’s Missing: Broadcast Emergency Response」の頭文字を取ったもので、迅速な事件解決のために行方不明者が発生した際に公共放送などを使って事件発生を国民に知らせるシステムだ。