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【海外発!Breaking News】野良猫に自分の餌を分けていた飼い猫、ベストフレンドになって一緒に暮らす(オランダ)

TechinsightJapan / 2021年2月4日 21時50分

【海外発!Breaking News】野良猫に自分の餌を分けていた飼い猫、ベストフレンドになって一緒に暮らす(オランダ)

元野良だった飼い猫が、お腹を空かせた子猫と友情を育み、ついには飼い主の心を動かした。一緒に住むようになった2匹の猫の心温まるニュースを『Bored Panda』『Love Meow』が伝えている。

オランダ、クーカンゲ在住のクラリークさん(Klarieke)は、2年半前に結婚した夫と昨夏に誕生したばかりの娘と3人で、ファームハウスで暮らしている。広い敷地内には野菜畑があり、シェトランドポニーとロバが数頭、ニワトリ数羽、そして3匹のかわいいオス猫を飼っていた。

昨年8月末のこと、一家の庭にお腹を空かせた子猫が頻繁に現れるようになったが、クラリークさんは3匹の猫で手一杯。「我が家には10歳半の“ジャック(Jack)”と8歳半の“ルイス(Louis)”がいて、1年前には街中で“スタブロス(Stavros)”を保護したばかり。猫は3匹で十分だわ」とさほど気にも留めないでいた。

しかし元野良猫で、飼い猫3匹のリーダー格だったスタブロスは違っていた。スタブロスはその子猫を温かく迎え入れると、2匹はいつしかベストフレンドになっていたのだ。



クラリークさんは「私が気付かないうちに、子猫とスタブロスは友情を深め、2匹が母屋とつながっている納屋で昼寝をしていたこともありました。私は『もしかしたら誰かの飼い猫かもしれない』と思って近所に聞いて回りましたが、子猫のことを知っている人はいませんでした」と当時を振り返り、こう続けた。

「スタブロスは子猫が我が家の庭にやって来ると必ず、一緒に行動していました。そしてある日、私はスタブロスが自分の餌を子猫に分け与えていたことを知ったのです。それからは我が家も子猫のための餌を用意するようになり、ついには4匹目の飼い猫として迎え入れたのです。2匹の強い絆を引き裂くことなど到底できなかったからです。」

こうして“チャーリー(Charlie)”と名付けられた子猫は、スタブロスの案内で家の中に足を踏み入れ、猫トイレの使い方からおもちゃの遊び方など、“飼い猫”としての知識を学んでいった。



クラリークさんは自宅に迎えてから5か月が過ぎたチャーリーについて、次のように語っている。

「チャーリーはシャイで、家に慣れるまで数日かかりましたが、そのうち私たちが抱っこしても嫌がらなくなりました。それどころか私たちの後を追って、膝の上でまったりするのを好みます。また洗濯機を回すのを後ろでじっと見ていたり、トイレまでついてくることもあるのです。とにかくお茶目で可愛いのです。」

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