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【海外発!Breaking News】冬の山で2週間迷子だった大型犬、登山客が見つけ担いで下山(アイルランド)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年2月10日 5時0分

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このほど登山をしていたカップルが、寒さで凍えて動けなくなっていたゴールデンレトリバーを頂上付近で発見し、犬を担いで10キロの道のりを下山したというニュースが届いた。この犬は2週間前に山の中で行方不明になっており、体重は3分の1ほど落ちてしまっていたが無事に飼い主と再会できたという。『The Irish Times』などが伝えた。

アイルランド東部ウィックロー県にあるラグナクイラ山で今月6日、ジョン・フランソワ・ボンネットさん(Jean Francois Bonnet)とシアラ・ノーランさん(Ciara Nolan)のカップルが山登りをしていた。

よくこの山を登るというジョンさんは「当時は天気が悪く、視界も良くなかったですね」と振り返る。そんなコンディションの中で2人が頂上近くを歩いていた時、前にいたシアラさんが「犬がいる、犬がいるよ!」と大きな声をあげたという。

そこには岩のそばで丸くなっている、1匹のゴールデンレトリバーがいたのだ。「その犬は寒さで凍え、弱っていましたね。吠える元気も無かったようだったので、予備で持っていた上着を着せてあげ、食べ物も少し与えました」とジョンさんは発見当時の様子を明かした。

シアラさんも「犬がいた場所は風除けになるような物は無く、冷たい風にさらされていました。今の時期はどんどん寒くなりますし、このタイミングで見つけることができて本当にラッキーだったと思います」と振り返った。

そしてシアラさんがジョンさんの背中にその犬を担がせると、2人はためらうことなく下山を始めた。ジョンさんは「凍っていたり岩だらけの道を、犬を背負いながら進まなければならなかったので、何回か滑って転んでしまいました」と下山に苦労したと明かした。



そして約10キロの道のりを4~5時間かけて下り2人の家に到着すると、犬の体を温めて再びエサを与えた。幸いにもその犬には首輪が付いていたので飼い犬だと分かり、飼い主を探すために2人はアニマルレスキューに連絡した。



するとこの犬は、エリーナ・オシェイ・ゴエテレンさん(Erina O’Shea Goetelen、52)一家の愛犬“ニーシャ(Neesha、8)”と判明した。

エリーナさん達は先月23日、ニーシャともう1匹の飼い犬でジャーマンシェパードの“ハーリー(Harley)”と登山をしに来たという。当時のことを「悪夢のような出来事だった」と明かすエリーナさんは、次のように語っている。

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