【海外発!Breaking News】「不審なバッグが」通報を受けた爆弾処理班、中にあった“可愛い爆弾”を確保する(米)
TechinsightJapan / 2021年2月23日 4時0分
このほどアメリカの教会で不審なバッグが見つかり、爆弾処理班が出動する事態が起きた。ところがバッグの中を確認した爆弾処理班は、“可愛らしい鳴き声をあげる爆弾”を確保することとなった。『Daily Star』『New York Post』などが伝えている。
現地時間の2月18日、米オハイオ州のバトラー郡保安官事務所のFacebookに投稿された、爆弾処理班が出動した際の写真が多くの注目を集めている。
写真には雪が薄く積もった教会の勝手口の前に、黒いダッフルバッグが置かれている様子が捉えられていた。バッグは見るからに不審な物でも入っているような雰囲気で、発見者から「不審なバッグがある」との通報を受け、同保安官事務所の爆弾処理班が現場に向かった。
しかしバッグの中を確認した爆弾処理班は、ほっと胸を撫で下ろしたようだ。中からは爆弾ではなく6匹の子猫とその母猫が出てきた。またメモが添えられており「母猫の名前は“スプリンクル(Sprinkles)”です。17日の水曜日、午後2時に子猫を産みました」と書かれてあった。
バトラー郡保安官事務所のFacebookには、バッグの中からひょっこり顔を見せているスプリンクルや6匹の子猫の写真などがあり、次のように綴られていた。
「バトラー郡爆弾処理班は『不審なバッグがある』との通報で、ニュー・マイアミにある教会へ向かいました。爆弾処理スペシャリストのグライムス氏(Grimes)とデザーエイジ氏(Detherage)が現場に到着した時、バッグからは時限爆弾のカチカチという音の代わりに、猫が喉を鳴らしている音が聞こえてきました。」
同保安官事務所の投稿には、多くの人が胸を撫で下ろしたようで「猫を救ってくれてありがとう」「良い仕事をしてくれて感謝です」といった爆弾処理班に対して感謝の言葉が寄せられた。また中には「子猫の可愛い鳴き声爆弾ですね」という声もあった。
保護された猫の親子はその日の午後に、同州にある動物愛護協会 「アニマル・フレンズ」へと運ばれた。後日、同協会のFacebookではスプリンクルと子猫について次のように報告している。
「教会のドアの前でダッフルバッグが発見され、バトラー郡爆弾処理班が呼ばれました。中には生まれたばかりの6匹の子猫を暖かく保とうとしながらミルクを与えようと頑張っている、母猫の姿がありました。」
「スプリンクルはゴロゴロと喉を鳴らし、ワクチンと血液検査を受けましたが健康に問題はないようです。子猫をいつも気にかけて、授乳もきちんとこなしています。そして今日の午後には彼らを世話する里親のもとへ預けられる予定です。」
同協会では子猫が生後2か月を迎えた頃にSNSで情報を共有し、新しい家族を探す予定とのことだ。
画像は『Butler County Sheriff’s Office 2021年2月18日付Facebook「The Butler County Bomb Unit was called to a suspicious package at a Church in New Miami.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
帰省した車のボンネットから2匹の子猫 GW奇跡の救出劇
ABCニュース / 2024年5月3日 19時10分
-
深夜の側溝からかすかな子猫の鳴き声→雷が鳴り響く雨の中、生後間もない子猫3匹を家族で保護 “必死の救出劇”を聞いた
まいどなニュース / 2024年5月1日 11時55分
-
ペット不可の市営住宅 ケージの中の子猫を残し飼い主は失踪した 必死に生き抜いた5匹に訪れた幸せ
まいどなニュース / 2024年4月29日 17時30分
-
【海外発!Breaking News】「近所にピューマがいる」と通報 警察の捜査で“無害な正体”が判明(米)
TechinsightJapan / 2024年4月10日 14時35分
-
交通事故で半身不随になっても…お腹の子どもを守るため歩道まで這って逃げた妊婦猫 望みは叶わずも命は取り留め、希望をつなぐ
まいどなニュース / 2024年4月10日 14時20分
ランキング
-
1台湾地震1か月、花蓮の観光客激減・夜市は閑散と…「惨たんたる状況だ」
読売新聞 / 2024年5月4日 18時34分
-
2要衝陥落「時間の問題」 兵器不足、交渉も視野
共同通信 / 2024年5月5日 7時43分
-
3ガザ休戦、詰めの駆け引き ハマス、カイロで交渉開始
共同通信 / 2024年5月5日 0時12分
-
4「完全に失敗」の対ロシア制裁に、新たな手段 中国経由の抜け道封じに一定の成果、さらなる課題も
47NEWS / 2024年5月5日 10時0分
-
5「第2、第3の制裁パネルを仕立てても死滅の運命」 北朝鮮国連大使が日米韓を牽制
産経ニュース / 2024年5月5日 15時1分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください