【海外発!Breaking News】上空で燃え盛る飛行機のエンジン、乗客「機内では聞きたくない爆発音だった」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年2月23日 21時22分
飛行中にエンジンから出火するという恐ろしい体験をした乗客が、その瞬間をカメラに収めていた。飛行機はエンジンから火を上げながらも緊急着陸に成功した。その間に外装や巨大な部品が落下し、住宅街に降りかかったが、現在までに死傷者の報告は上がっていないという。『Fox News』などが伝えている。
米ユナイテッド航空の旅客機ボーイング777が今月20日午後、飛行中にエンジンから出火し緊急着陸した。コロラド州デンバー国際空港からハワイ州ホノルルへ向かうはずだった328便には乗客231人、乗務員10人が搭乗していた。
高度を上げフライトは順調に進んでいたかのように見えたが突然、右側のエンジンが爆発したという。その際に機内にいた乗客により、エンジンが火を吹く恐ろしい瞬間が捉えられていた。この動画はTwitterに投稿したミカエラさん(michaela)の両親が同機に乗っており、撮影したものだという。
動画には外装がはがれ落ち、剥き出しになったエンジンが火を上げる様子が映っており、今にも落下してしまいそうに小刻みに揺れている。機体ごと墜落してしまう可能性もあり、その恐怖は計り知れない。
当時機内にいたマイク・ヴィーナさん(Mike Vena)は「私は機内の真ん中あたりに座っていて、突然大きな爆発音が聞こえました。そして機体が震え出し、緊急着陸するまで30分ほど揺れていましたね」と当時の様子を振り返る。
また別の乗客トラヴィス・ルークさん(Travis Loock)は、「飛行機の中では聞きたくないような大きな音がして、すぐに閉めていたカーテンを開けると、エンジンが機能していなかったんだ。この光景を目の当たりにした時は本当に恐ろしかったよ」とその恐怖を明かした。
さらに娘と一緒に搭乗していたブレンダ・ドンさん(Brenda Dohn)は「娘は窓側に座っていたので『外を見ちゃダメ。カーテンを閉めて無事を祈りましょう』と言って、手を繋いでひたすら祈っていました」と恐ろしい体験を話している。
エンジンが炎を上げ始めると機体は高度を保てなくなり、徐々に高度は下がっていったという。パイロットは救難信号を出し、デンバー国際空港へ引き返して午後1時半頃に緊急着陸を行った。
その間もエンジンは燃え続け外装や部品が落下していたといい、それらはデンバー市の中心部にあるコモンズ・パークやノースムア、レッド・リーフなどの地域に降りかかった。
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