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【海外発!Breaking News】顔面崩壊し、7か月前に2度目の顔面移植を受けた女性「ネガティブなことは考えない」(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年3月1日 21時50分

一方のカルメンさんは、手術後の自分について「2度目の手術では片耳を除いたドナーの顔が移植されました。手術後は傷の痛みはありましたが、それまでの首の痛みなどは全くなくなりました。私は目がほとんど見えないため自分の顔をしっかりと確認はできないのですが、鏡に近づいたり、自撮りしたものを引き延ばして見ることで雰囲気をつかむことはできるのです」と明かした。

そんなカルメンさんは最近、ドナーとなったケイシー・ラブリエさん(Casey LaBrie、36)の家族にオンラインで面会したという。15歳の娘がいるケイシーさんは昨年7月5日にヘロイン中毒で亡くなり、カルメンさんを含む6人に心臓、肺、腎臓、肝臓などを提供したそうだ。

ケイシーさんの義姉は「私たちは最初、ケイシーの顔の提供には反対でしたが、今はドナーになったことを喜んでいます。なぜならカルメンさんは、絶望の淵にいた私たちにポジティブになること、希望を持つことを教えてくれたのですから。パンデミックが終わったら是非、カルメンさんと直接お会いしたいです」と述べている。



そしてカルメンさんは「ケイシーさんの家族には心から感謝しています。特に私は、長いまつげがとても気に入っているんですよ」と笑い、こう続けた。

「医師には『2度目の顔も最初の時と同じように7年しか持たないかもしれない』と言われていますが、この顔はきっと私がこの地球を去る日まで持ってくれると信じています。3度目の移植はもうないでしょうね。この顔はドナーが与えてくれた私の顔。私はこの顔を見るたびに、ケイシーさんのことを考えるのです。」

「私の成功の秘訣はネガティブなことは考えないことです。不平や自分ができないことを言うのは簡単ですが、もし自分がポジティブになれなかったら、惨めで、障がいがあって、目が見えなくて、依存する人間で終わってしまう。それに心的外傷後ストレス障害を抱え、気分も滅入ってしまうでしょう。だから私は世間のネガティブな意見には耳を貸さず、自分ができることを頑張りたいのです。だって2度の顔面移植によって、私の人生は確実に自由で、素晴らしいものになっているのですから…。これからどんなことが起きるのか、今からとても楽しみにしています。」



画像は『7NEWS.com.au 2021年2月28日付「Domestic abuse survivor becomes 1st person ever to undergo second face transplant」(Credit: Carmen Tarleton)(Credit: NBC)』『TODAY 2021年2月28日付「Domestic abuse survivor becomes 1st person ever to undergo second face transplant」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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