【海外発!Breaking News】感染症から回復し新たな家族を得た子猫 スタバのペット用生クリームに大興奮(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年3月3日 21時0分
スターバックスでペット専用に用意される生クリームを、子猫が顔をクリームだらけにしながら夢中になって食べる姿が話題になっている。この子猫は土砂降りの雨の中、きょうだい達と共に保護団体によって救出され、感染症などと闘っていた。話題の動画は、ようやく飼い主が決まったお祝いに生まれて初めて生クリームを口にした瞬間だったという。『The Dodo』などが伝えた。
コップに顔を突っ込んで大興奮で生クリームを食べているのは、“メレディス(Meredith)”という名前の黒猫だ。メレディスは生後3週間の頃、他のきょうだい達と雨の中びしょ濡れになっているところを発見された。
メレディスらを保護した、米ニュージャージー州を中心に猫の保護活動を行う団体「Foster the Fur Babies」によると、当時メレディスを含めた子猫たちは上気道の感染症にかかり、目には寄生虫がいたりと衰弱しており、すぐに治療が必要な状態だったという。
同団体の共同創設者の1人ジアーナ・サルーチさん(Gianna Cirucci)は「メレディスはきょうだいの中でも特に体が小さい子猫でした。メレディスを含め他の子猫たちも弱っていたので、助かるかどうか分からない状況でしたね。それでも懸命にケアを施し、全員生き延びることができました」と明かした。
「しかしメレディスにとっては厳しい道のりになりました」とジアーナさんは続ける。
「他の子猫たちが感染症から回復しても、メレディスだけはしばらくの間、目に問題が残ったままだったのです。複数の感染症にかかっていて、何度も獣医のもとを訪れ治療に励みました。」
「その後、感染症を克服することができましたが、獣医からは『今後、多少の視力障害が残るかもしれない』と言われてしまいました。」
この状態で譲渡先が見つかるかどうか不安だったと話すジアーナさんだが、幸運にもメレディスを受け入れようと決めた優しい飼い主が見つかったのだ。
「新しい飼い主にメレディスを渡す前に、たくさんの感染症を克服し頑張ったお祝いとして何かしてあげたいと思ったのです。」
そしてジアーナさんは、メレディスをスターバックスに連れていき“パプチーノ(Puppuccino)”をあげることにした。
パプチーノは子犬を意味する“パピー(Puppy)”と“カプチーノ(Cappuccino)”を組み合わせた言葉で、アメリカのスターバックスで提供されているペット用の生クリームである。カフェインや砂糖などは一切入っておらず、ただ生クリームを泡立てただけの商品だ。
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