【海外発!Breaking News】2年間薬物に溺れた女性、人生をやり直すも「平坦な道のりではない」(スコットランド)
TechinsightJapan / 2021年3月14日 22時51分
2年間、毎日薬物を使っていた女性が今から約1年前、ある出来事をきっかけに薬物を断つことを決意した。女性はこれまでの決して一筋縄ではいかない闘いをFacebookに綴っており、昨年11月には『The Scottish Sun』『Metro』などのメディアに取り上げられて注目を浴びた。
スコットランドのフォッシャバーズに暮らすデミ=ニコール・ダンロップさん(Demi-Nicole Dunlop)は昨年10月末、自身のFacebookで「薬物を2年間、毎日使用していたの。でも5か月前からヘロインとコカインには一切手を出していないわ」と衝撃の告白をした。
デミさんはそのなかで「今、リハビリのために入院していて、これまでには考えられないような管理された生活を送っているわ。メサドンを使った薬物療法を受けているけど気分は最悪で、冷や汗、筋肉痛、うつの症状に苦しんでいる。一人で寂しいし、悲しくて仕方ないのよ」と肉体的、精神的にもギリギリの状態であることを明かしていた。
また薬物依存で顔の肌が荒れ、赤い大きな吹き出物がいくつもできている姿や、げっそりして目の焦点が定まらない衝撃的ともいえる写真を添え、治療を始めてからの自身の姿と比べてみせた。
そして「『自分が価値ある存在』と気付くまでに長い時間がかかったけど、ここまで頑張ることができて誇りに思う」と綴り、薬物を断つきっかけとなった出来事について、次のように説明した。
「毎日薬物を使ってすさんだ生活をしていた私はある日、妊娠していることに気付いたの。そのうち体調が悪くなって12週間入院し、娘のハーリン(Harlynn)が予定日より5週間早く誕生したの。とても元気にね。」
「でもその後、ハーリンは私の薬物中毒のせいで離脱症状に苦しみ出したわ。そんな娘の姿を目の当たりにした私は自分を責め、『もう二度と薬物は使わない』と決意したの。」
「ただ気付いた時はもう手遅れだった。娘は私から引き離されて里親のもとに送られ、7歳の息子は私の母に託された。悔しかったけど、あの頃の私は子供を育てられる状態ではなかったことは認める。自業自得だもの。どうにもならないわよね。だから誓ったの。私は絶対、娘を取り戻してみせるとね。」
なおデミさんはその後も頻繁に近況を報告しており、ある時は自分の苦しみを次のように吐露した。
「調子がいい日があれば悪い日もある。どんなに疲れていようとも眠れない日もある。涙が止まらない日もある。『やればできる』と思える日があれば、『もうあきらめてしまおう』と全てを投げ出したくなる日もある。前向きなコメントは嬉しいけど、ネガティブなコメントにはくじけそうになる。でも私はそれをバネに進むしかない。」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
薬物漬けの妻、ネット募集の70人に性的暴行させる 「鬼畜」裁判にフランス中が注目
産経ニュース / 2024年9月5日 9時53分
-
【追悼】自閉症の息子とうつ病の妻、娘の自殺未遂。家族を再生させた佐々木常夫さんの生き方
ハルメク365 / 2024年9月1日 22時50分
-
梅宮アンナ 抗がん剤インターバル期間に〝ネット断ち〟の理由「特に医療に関する事は見ない」
東スポWEB / 2024年8月31日 21時4分
-
【海外発!Breaking News】「除光液のニオイがする」ウォッカブランドの偽造品が回収騒ぎに(英)
TechinsightJapan / 2024年8月22日 14時19分
-
『フレンズ』チャンドラー役俳優の死に関し医師ら5人訴追「このバカはいくら払うだろう」と金づるにしていた
クランクイン! / 2024年8月16日 14時30分
ランキング
-
1ゼレンスキー氏、米欧供与の長射程兵器の使用制限撤廃求める…米国防長官は慎重姿勢
読売新聞 / 2024年9月7日 20時49分
-
2中国・大連海事大が「琉球研究センター」の設立を計画…習近平・国家主席も沖縄に関心と報道
読売新聞 / 2024年9月7日 19時53分
-
3台風11号 中国・ベトナムを直撃、被害拡大 一時「スーパー台風」に指定
日テレNEWS NNN / 2024年9月8日 0時45分
-
4台湾の内閣政務顧問に野崎孝男・元練馬区議、日本人の就任は異例…台湾の飲食チェーン経営
読売新聞 / 2024年9月7日 23時16分
-
5福島の桃、ハロッズの店頭に=3個で1万5000円―ロンドン
時事通信 / 2024年9月7日 22時14分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください