【海外発!Breaking News】小学校でビールを飲み酩酊状態で倒れた教師 呆れた言い訳で停職処分に(英)
TechinsightJapan / 2021年3月15日 21時0分
小学校教師が勤務中に酒を飲み、児童の前で倒れ込むという驚きの事件がイギリスより届いた。現場には開いた缶ビールが残されており、壁に寄りかからないと立っていられないほどの酩酊状態だったと同僚たちが明かしている。「風変わりだがどこか憎めない」と周囲からの評判も悪くなかったこの教師は、学校で飲酒したことを否定しており、現在は停職処分を受けている。『WalesOnline』などが伝えた。
英ウェールズ南部ポート・タルボットにある小学校「Central Primary School」で、8~9歳のクラスを担当していた教師のアンジェラ・シモンソン(Angela Simonson、66)が、酩酊状態で勤務していたとして停職処分を下したことを英教育委員会「Education Workforce Council(EWC)」が明かした。
事件が発生したのは2014年12月で、現場を目撃したランチタイムスーパーバイザー(昼休憩をとる教師の代わりに児童を見守る役割)のクリスティーン・ジャーヴィスさん(Christine Jarvis)はその様子をこのように語っている。
「アンジェラはフラフラとしていて、壁に寄りかからないと立っていられないほど酔っぱらった状態でしたね。尋常ではない動きで中庭から教室に向かっていくと、彼女は地面に倒れ込んでしまったのです。その際に、彼女の手が近くにいた児童にぶつかってしまっていました。」
小学2~3年生の幼い子が、教師という信頼できるはずの大人が酩酊状態になっている姿を目にするのはかなりの衝撃だろう。
同僚のジョナサン・トフトさん(Jonathan Toft)も「アンジェラからはお酒の臭いがしました。それは誰でも分かるくらい教室中で臭っていましたよ」と話しており、児童たちもアンジェラの異常な状態を察していたに違いない。
当時の校長ロバート・パーチェスさん(Robert Purchas)は「アンジェラが飲んでいた酒は鍵のかかっていない棚の中に置いてあり、児童たちが手に届く場所に置かれていたことも大問題でした」と頭を抱えたそうだ。
アンジェラの弁護士は、公聴会にて「今回の件は、低糖質ダイエットに起因する口臭治療のための薬の副作用が原因で、ふらついていたのは当時かかとの高いハイヒールを履いていたせいです」と述べており、さらに「事件当日の前夜、アンジェラは友人たちとのディナーパーティーで夜の11時頃までワインボトル4分の3ほどのアルコールを摂取していました。そして翌朝に喉が渇いたということで、50ml以下のビールを口にしています」と話しており、アンジェラから酒の臭いがしたというのは、学校で飲酒したことの証明にはならないと主張した。
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