1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】雪に埋もれても卵を温め続けたハクトウワシ 様々な試練を乗り越えるもヒナは孵らず(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年4月26日 5時0分

季節は真冬になり、厳しい吹雪が2羽の巣を襲った。卵を温めていたジャッキーは全身が雪に覆われて真っ白になりながらも、雪を払うことなく卵を温め続けた。その姿は子に対する愛が溢れており、今回は絶対に孵化を成功させるという強い意志が感じられたという。



ハクトウワシの卵は、産み落とされてから35~38日後に孵化が始まる。3月15日頃にヒナが孵ると推測していたスタッフたちは、この日を待ち望んだ。

そして3月19日、1つ目の卵にひびが入り孵化が始まった。ヒナは一晩中殻を突っついて外へ出ようとしていた。ジャッキーとシャドウも心待ちにした瞬間だったが翌朝、ヒナは動かなくなっていた。



スタッフらも原因が分からず「自然の素晴らしさに感動することもあれば、時にはその厳しさを目の当たりにすることもあります」と明かし、うなだれたという。

2羽は気持ちを切り替えて、残りの1つの卵に期待を込め交代で温め続けた。しかし予定日を過ぎても卵に動きはなかった。2羽は卵が孵らない現実を悟ったようで、今月17日にはついに温めることを止めてしまった。



定期的に巣を訪れていたリスは毎度追い返されていたが、2羽が巣を空ける時間が長くなったので孵ることのなかった卵に抱きついたりその横で眠ったりしていたという。その様子からも、2羽は完全に孵化を諦めたことがうかがえる。

スタッフたちはなぜこのような結果になってしまったのか見当がつかないようで、「自然は思い通りにはいかないこともある」と綴っている。

現在2羽はそれぞれの時間を楽しみつつ、定期的に巣に戻ってきて互いにコミュニケーションを取り続けているそうだ。次の繁殖期は10月で、1月から3月にかけて卵が産まれるという。今回は悲しい結果となってしまったが、この定点カメラの報告には多数の注目が集まっており、次回のジャッキーとシャドウの子作りに期待が寄せられている。



画像は『Friends of Big Bear Valley and Big Bear Eagle Nest Cam 2021年2月14日付Facebook「***Tomorrow, February 14th at 9:00am PST the live cam YouTube channel will be down for maintenance.」、2021年3月11日付Facebook「With snow falling in Big Bear for most of today, Jackie hunkered down and did the vast majority of the egg-sitting, as she always does during bad weather.」、2021年3月19日付Facebook「We have a pip! Hatching in progress!!」、2021年4月17日付Facebook「Jackie & Shadow continue visiting the nest each day for short periods of time.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください