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【海外発!Breaking News】散歩中に飼い主が発作、走行中の車を止めて助けを求めた犬(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年3月28日 21時17分

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米アリゾナ州立大学の研究チームが2020年に「ほとんどの犬が訓練を受けてなくても苦しんでいる飼い主を救おうとする」と研究結果を発表しているが、それを裏付けるような出来事がカナダで起こった。散歩中に突然倒れた女性を救ったのは、彼女が飼っている犬だった。『CTV News Ottawa』『New York Post』などが伝えている。

カナダのオンタリオ州オタワ市スティッツビルで現地時間23日の朝、地元に住むヘイリー・ムーアさん(Haley Moore)は1歳になる雌のマレンマ・シープドッグのミックス犬“クローバー(Clover)”と一緒に近所を散歩していた。

しかし突然、ヘイリーさんは発作を起こして倒れてしまった。人通りの少ない住宅地とあって誰も彼女に気付くことがなく、クローバーは心配そうに倒れているヘイリーさんの顔を覗き込んでいた。そのうち1台の車がやってきたが、ヘイリーさんに気づくことなく通り過ぎてしまった。

この時クローバーは、なすすべもなく通り過ぎる車をただ見送っていた。だがその後、クローバーは思いも寄らない行動に出た。ヘイリーさんの手から繋がれているリードを引き離し、道路の真ん中に立ちはだかったクローバーは、助けを求めるために走行してきたピックアップトラックに注意を向けさせて停車させたのだ。

ピックアップトラックを運転していたドライデン・オートウェイさん(Dryden Oatway、21)は「それは本当に印象に強く残る一瞬でした。犬は僕のトラックを止めるために道路に立ちはだかったんです」と振り返っており、彼はすぐにトラックを降りてヘイリーさんに駆け寄った。

その間もクローバーはずっとヘイリーさんを見守っていたそうで、ドライデンさんはさらにこのように明かした。

「僕がトラックから降りると、犬は後ずさりして僕との距離を保とうとしていました。その間もずっと倒れている飼い主の女性に視線をやり、ずっと見守り続けていました。それは本当に素晴らしかった。」



その後、ドライデンさんに続いて車で通りかかったダニエル・ピロンさん(Danielle Pilon)がヘイリーさんに気付き、車を停めて駆けつけてくれた。2人は救急車を呼び、ヘイリーさんはその場で救急隊員により手当を受けることとなった。のちにドライデンさんとダニエルさんはヘイリーさんの自宅を探し出し、彼女の父親と連絡を取ることができた。

ヘイリーさんの父親ランドール・ムーアさん(Randall Moore)はメディアのインタビューに応じ、次のように語った。

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