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【エンタがビタミン♪】松本人志『報ステ』“ジェンダーCM”巡る対話しない風潮に違和感、議論を反映させた「CMの再利用」を提案

TechinsightJapan / 2021年3月28日 17時50分

【エンタがビタミン♪】松本人志『報ステ』“ジェンダーCM”巡る対話しない風潮に違和感、議論を反映させた「CMの再利用」を提案

松本人志が3月28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のウェブCMがジェンダー問題を軽視していると物議を醸してCM削除に至った顛末に違和感を示した。松本は以前も当時の東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長・森喜朗氏による“女性蔑視”発言に対して「俺もずれていると思う」と一部共感するように本音を話していたが、このたびも興味深い持論を展開した。

『報道ステーション』による番組宣伝CMの概要は、仕事を終えて帰宅した若い女性がリモートで友人に向けておしゃべりするなか、会社で産休明けの先輩が赤ちゃんを連れてきていたのを見て感じるところがあり「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガンに掲げてる時点で、時代遅れって感じ」と社会情勢に関心があることをうかがわせる。やがて「あっ9時54分」とニュースを見ようとしたところで「こいつ『報ステ』見てるな」と相手が気づくというものだ。

ネット上では様々な批判の声が聞かれるなか、森喜朗氏による“女性蔑視”発言が問題視されたようにジェンダーに関する意識が高まるなかで「『ジェンダー平等』とスローガンに掲げてる時点で、時代遅れ」というセリフを用いたことへの指摘が多い。『報道ステーション』は「ジェンダーの問題については、世界的に見ても立ち遅れが指摘される中、議論を超えて実践していく時代にあるという考えをお伝えしようとした」と真意を説明したうえで、「意図をきちんとお伝えすることができませんでした」と詫びてCMを削除した。

松本人志は事の顛末に納得できず「はいすみません、CMやめました」では本当の解決にはならないと訴えると、「ジェンダーのことでグワッと言われたら謝るしかないという状況が絶対によくないし、僕もジェンダー問題をあまり語りたくないみたいな気持ちになってしまう。この状況はジェンダーのことでワッと言ってくる人たちは望んでいるんですかね」と本音をぶちまけた。

クレームが出たから「CMやめました」、「よしやめさせた!」がゴールではなく、『報ステ』はもっと「じゃあこの文言をくわえたら、使えないですかね?」と問いかけて「何とかあのCMを使えるように議論し合わないと意味がない」という松本。「劇中劇」のようにあのCMのなかでその議論を反映させて、次のCMを作ればいいではないかと提案した。

司会の東野幸治が「俯瞰で見て、さらにあのCMを使って『報ステ』なりのメッセージを発せばいいということですね」と共感すれば、ゲストの武田鉄矢は「日本人は対話が苦手で、自分と異質なものや考えが違う人とは会話しようとしない」と議論の必要性を指摘する。「松本さんが言う通り、あのCMを再利用しないと」と賛同したうえに「あのCMの女の子は張り切って(収録に)来ているんだから!」と『報ステ』のCMに出演した女性を思いやったところ、東野と松本も「そうですねー、ちょっとつまずいちゃって可哀想」とうなずいていた。

Twitter上では松本人志の持論について、「クレームが出るとすぐ取り下げて謝罪するより議論するべき(大意)に同意! 結果的に社会の不寛容をあぶり出した印象」、「松ちゃんええこと言うやん。最近は逆に偏狭な人が増えて多様性が無くなってきている気がする」、「確かにだな~最近は謝罪に追い込むことが正義となっている。じゃ~解決策は謝罪しかないの?ってことだよね」などの反響があった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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