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【海外発!Breaking News】世界でわずか14例 妊娠中に妊娠した女性、男女を同日に出産(英)

TechinsightJapan / 2021年3月31日 22時0分

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妊娠すると生理が止まり妊娠しないはずだが、約0.3%の確率で妊娠中に妊娠することがある。これは「重複妊娠(過剰受胎)」と呼ばれ、世界で14例しか確認されていないという。そんな珍しい妊娠で男の子と女の子を授かったイギリスの女性を『Metro』『The Sun』などが伝えている。

英ウィルトシャーに住むレベッカ・ロバーツさん(Rebecca Roberts、39)は昨年9月17日、サマセットにあるバースの病院でノア君(Noah)とロザリーちゃん(Rosalie)を出産した。



誕生時、ノア君の体重は2097グラムだったが、ロザリーちゃんは1105グラムとノア君の半分の大きさしかなかった。これはロザリーちゃんの妊娠のタイミングがノア君より3週間ほど遅かったためで、レベッカさんは重複妊娠をしていたのだった。

レベッカさんが重複妊娠について知ったのは超音波検査の時だそうで、病院での告知から出産に至るまでの様子をこのように振り返った。

「妊娠12週の超音波検査の時でした。スタッフがあまりにも静かに画面を見ていたので、私は『赤ちゃんに何か異常があったのでは』と心配でたまりませんでした。するとそのスタッフに『赤ちゃんが2人いますね』と言われたのです。それまで受けた2度の検査では『1人ですよ』と言われていたので、かなり動揺しました。心臓がバクバクして『赤ちゃんは本物よね?』と聞いたほどです。」



「ただ2人目の赤ちゃんはあまりにも小さくて、スタッフに『赤ちゃんが動くかもしれないので、駐車場でちょっと飛び跳ねてみましょうか?』と勧められたほどです。」

「病院の駐車場で待っていたパートナーのリース(Rhys、43)は、2人を妊娠していることを聞いて絶句していました。医師はその後、胎児の大きさが違うことなどから『重複妊娠』と結論付け、ノアが妊娠33週の時に帝王切開となりました。普通分娩では危険との判断からでした。」



「ロザリーが小さかったこともあり、分娩時の私はかなり神経質になっていましたが、ノアは誕生した病院で24日を過ごし退院することができました。またロザリーも、大きな病院に転院して95日間を過ごし、姉(15)とノアが待つ自宅に戻ることができたのです。」



なお重複妊娠の場合、妊娠中にどちらか1人が亡くなってしまったりするケースが多く、レベッカさんは「まさか2人の子供を授かるなんて、私は本当にラッキーでした。それもこんな特別な形で妊娠し、2人が元気に退院したこと、家族5人が一緒に暮らせることを心から感謝しています」と述べている。

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