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【海外発!Breaking News】米航空会社、マスクを外しておやつを食べる2歳児の家族に降機を命じる(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年4月15日 21時0分

『Fox News』によると、アリさん夫婦はスピリット航空の職員と話し合い、マスクに関するコンプライアンスを尊守することで再び同便に他の乗客とともに搭乗したという。家族は2時間半の遅れではあったものの無事アトランティックシティに到着することができたそうだ。

のちにアリさん一家とCAとのやり取りを撮影した動画が他の乗客によってSNSに投稿されると瞬く間に拡散され、スピリット航空に対してこのような怒りの声があがった。

「本当に馬鹿げている。彼らのせいでこの奥さんが早産したかもしれないのよ。」
「大人だって食事中はマスクを外すことができるのよ。スピリット航空のポリシーにそう書いてあるわ。」
「スピリット航空もそうだけど格安の航空会社って本当最悪だよ。子供が一緒の時には絶対乗りたくない。」

中にはアリさん一家がユダヤ人だったことから「多分反ユダヤ主義のCAだったんだよ」と指摘する声もあった。騒ぎが大きくなったためか、その後スピリット航空は「2歳の子供がマスクをしていなかったために降機させたのではありません。この問題が起きる前に両親がマスクをしていなかったことが原因でした」と声明を発表した。

これにアリさんは「全くもって嘘」と反論しており、『Fox News』のインタビューに応じて当時のことをこのように語っている。

「もう言葉が出ません。信じられないくらい馬鹿げていますよ。私が誰かを怒らせたのであれば話は別ですが、そんなことは一切ありませんでした。もうすぐで離陸できるはずだったんです。全てが順調だったのに、突然やって来て飛行機を降りるように言って来たんです。」

またアリさんは「子供たちにとってもこれはトラウマになる経験だった」とも明かした。

ちなみにアリさん家族含め一旦降機した乗客は全員138便に再び搭乗することができたが、米メディア『Newsweek』によると、Twitter上にアリさん一家のマスクを真っ先に指摘した男性CAだけが再搭乗が許可されなかったとして、同便から降機する男性CAの写真や動画が投稿されていたという。

ところがスピリット航空はこれらを全て否定し、「離陸が2時間ほど遅れたため、シフトの関係により人員交替で(男性CAは)同便を離れただけ」と『Newsweek』に述べている。なおスピリット航空の公式ウェブサイトにフェイス・カバーリング・ポリシーの記載があり、次のように書かれていた。

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