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【海外発!Breaking News】身動きが取れない子羊を救え! タトゥー愛好家が見せた心優しい一面に称賛の声(英)

TechinsightJapan / 2021年4月18日 21時50分

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好奇心で木の根元に入り込んで遊んでいた子羊は、頭が引っかかって出られなくなってしまった。鳴き声をあげて助けを求める子羊だったが、そこに駆けつけたのはタトゥーショップを経営する男性とタトゥー愛好家の仲間たちだった。男性たちが見せた動物愛の溢れる姿には、「こんな親切な人がまだこの世にいるなんて」と称賛の声があがっている。『Manchester Evening News』などが伝えた。

英マンチェスター南部にあるウィゼンショーでタトゥーショップを経営するグラント・ホフマンさん(Grant Hoffman、27)は、友人のサミー・ステープルトンさん(Sammy Stapleton、36)、ジェイソン・ラトクリフさん(Jason Ratcliffe、28)、ネイサン・ライリーさん(Nathan Reilly、21)と共にキャンプを楽しもうとウェールズのレクサムを訪れていた。

どこにテントを張ろうかと4人で歩き回っていると、どこからか子羊の鳴き声が聞こえたという。しきりに鳴くその声を頼りに向かってみると、木の割れた根元の部分に挟まって動けなくなっている子羊がいた。



その姿を見たグラントさんらは、すぐに子羊を助けようと行動に移した。真ん中に生えている木が邪魔していたようで、「子羊の頭を押してその木の後ろをぐるっと回らないと出てこられないようになっていました。でも子羊にケガをさせたくなかったので、細心の注意を払って救助にあたりました」とグラントさんは当時の状況を明かした。



グラントさんは子羊を傷つけないように優しく頭を押していたが、子羊は外に出たいようでなかなか頭を引っ込めてくれず、苦戦したという。地面に腹ばいの姿勢になったグラントさんと子羊の押し合いが続いたが、無事に助け出すことができた。



出てきた子羊は足もとがおぼつかず、生まれて間もない子羊のようだった。グラントさんたちのそばを歩きながら遠くを見渡して母羊らしき影を見つけると、一目散に駆けていったそうだ。

母羊と無事に会えるまで様子を見守っていたグラントさんは、のちに「子羊をこのまま放っておくことはあり得ないと思いましたね。一緒にいた仲間にも『もし母羊が帰ってきた子羊を受け入れずに育児放棄してしまったら、俺が連れて帰るぞ』って伝えました。私は心から動物を愛しているので、その場に母親を失った子羊を置いていくことなんてできなかったです」とその心境を語っている。

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