【海外発!Breaking News】寄り添い必ず返事をしてくれる保護ネコ「本当に救われたのは僕の方」と飼い主(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年4月28日 21時0分
つらくてたまらない時、誰かに話を聞いてもらうと心が軽くなる。相手は家族であったり、親友であったりと人それぞれだが、米カリフォルニア州に住む男性は1匹のネコに救われたという。『InspireMore.com』などが伝えている。
米カリフォルニア州ロサンゼルスに住むハビエル・ネグレテさん(Javier Negrete)は2015年、トラウマになるようなつらい出来事に直面し「話し相手が欲しいんだけど、どうしたらいいだろう」と母に相談した。
その日、母が息子に勧めたのは地元の動物保護センターで、ハビエルさんは「きっとすぐにBFF(ベスト・フレンド・フォーエバー/永遠の大親友)が見つかるわよ」と背中を押されて納得し、センターへと足を運んだ。そしてこのことが、ハビエルさんの人生に大きな変化をもたらした。
ハビエルさんはセンターを訪問した日のことを、このように振り返っている。
「ドアを開けて、最初に目に飛び込んできたのがオスネコの“カーミット(Kermit、6)”だったんだ。名札を見て、僕が『ハロー、カーミット』と挨拶すると、カーミットは僕を見上げてゆっくりとまばたきしてね。その瞬間、このネコを連れ帰ろうと思ったのさ。」
「その夜のことだったよ。ベッドに入るとカーミットがそばにやってきて一緒に寝てくれたんだ。そして朝までずっとそばにいてくれた。そして僕が『グッドモーニング』と挨拶すると、『ニャー』と鳴いて応えたんだ。まるで僕が言っていることを理解しているかのようにね。今までそんなネコに会ったことがなかったから最初は驚いたよ。」
実はハビエルさんは幼い頃に虐待を受けており、深い心の傷を抱えていたという。
「カーミットがやって来る前はセラピーにも通ったよ。セラピストは『こうしたらいいよ』と言ってくれるけど、心の中で『それは正しいけど、今はそんなことを聞きたくない』って反発する自分がいてね。でもカーミットは違ったんだ。」
「カーミットは僕が人生で一番苦しんでいる時に現れて、僕と会話をしてくれた。それも『君はこうあるべき』とか、僕の行動を批判するようなことは一切しない。そしていつもそばにいて僕に寄り添ってくれた。表向きは僕がカーミットをシェルターから連れ出したということになっているけど、本当に救われたのは僕のほうだよ。」
そのように語るハビエルさんの表情は穏やかで、心が満たされているのがわかる。ハビエルさんは「カーミットと話をすることは大好きさ。だって必ず何らかの返事をしてくれるから。それにカーミットは僕の人生を変えたんだ」と明かし、「カーミットには心から感謝してるよ」と述べた。
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