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【海外発!Breaking News】引退した警察犬に「コカイン」と呼びかけ 瞬時に仕事モードへ(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年5月1日 21時50分

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引退しても現役だった頃の感覚はいつまでも忘れない―そんな警察犬の姿を捉えた動画がSNSで話題を呼んでいる。ソファーの上で和やかな時間を過ごす元警察犬に向かって飼い主が「コカイン」という言葉を発すると、振り向いて反応を示したのだ。瞬時に仕事モードに切り替わった犬の姿を『New York Post』などが伝えた。

豪クイーンズランド州在住のデイビー・ラザフォードさん(Davey Rutherford)は、ジャーマンシェパードの“ダンテ(Dante)”が警察犬を引退した後に飼い主を名乗り出て生活をともにし始めた。

ダンテは現役の頃に麻薬探知犬として活躍しており、日常的に麻薬の名前を耳にしていた。現在はそんな言葉とは無縁の生活を送るダンテに、デイビーさんは現役の頃を覚えているのか試してみることにした。

その様子を撮影した動画には、ソファーから窓の外を眺めて寛ぐダンテが映っており、その近くでデイビーさんが「パン、牛乳、パスタ、卵、マヨネーズ」と買い物リストを読み上げる。

そして最後に「コカイン」と言葉を発すると、ダンテは即座にデイビーさんの方に振り向いて反応を示したのだ。ダンテは大きな耳をピンと立て、「本当に言っているの?」とでも言いたそうな顔でデイビーさんを見つめている。



デイビーさんは最後に、「冗談だよ」と呼びかけて動画は終わっている。ダンテは他の言葉には反応せず、“コカイン”が悪い物だと理解しているのだ。しかも現役当時の感覚を忘れていないようで、言葉を聞くだけですぐに仕事モードに切り替わっている。

条件反射のようなダンテの素早い反応を捉えた動画を、デイビーさんが「麻薬探知犬は英語を理解しているようだ」と記して自身のTikTokに投稿すると、5月1日の時点で57万件以上の「いいね」が集まり話題を呼んだ。

フォロワーからは「ダンテの顔が可愛いね。もう10回以上は繰り返し見ちゃったよ!」「いつまで経っても警察犬であることに変わりないんだ」「『なんて言った!?』みたいな顔してるの面白すぎる」などといったコメントが続出した。

デイビーさんはこの大反響を受け、翌日に別のパターンを投稿している。その動画では「ビーチに散歩でも行くか、プールで泳ぐ?」とデイビーさんがダンテに尋ねているが、ダンテは反応せず別の方向を向いている。



そしてデイビーさんが「それともカバンを調べてみるか?」と言うと、ダンテは麻薬捜査と勘違いしたのか、“コカイン”の時と同様に振り向いて反応したのだ。

警察犬としての本能を忘れないダンテの姿に、多くの人が虜になったようだ。



画像は『Davey Rutherford 2021年3月22日付TikTok「Sniffer dog knows English」、2021年3月23日付TikTok「He’s addicted to the bags!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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