【海外発!Breaking News】3か月毎日15分の日焼け用ベッド使用で、29歳女性が皮膚がんに(英)
TechinsightJapan / 2021年5月5日 4時0分
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)は今からから10年以上前、人工的に紫外線を当てて肌を焼く「日焼け用ベッド」に発がん性があることを指摘している。しかしながら日焼け用ベッドの危険性を知らずに使用する人は後を絶たず、トラブルは尽きないようだ。このほどイギリス在住の29歳の女性が『Mirror』『YorkshireLive』のインタビューに応じ、自らの経験を語った。
小麦色の肌に憧れる英グロスターシャー州グロスター在住のルーシー・ハートランドさん(Lucy Hartland、29)は、これまでありとあらゆる製品を試し理想の肌を目指してきた。しかしどれを使っても満足のいく結果が得られず、昨年4月に日焼け用ベッドを使い始めた。
ルーシーさんは「自分の思い通りの色を出すには、日焼け用ベッドが一番手っ取り早いと思ったの。セルフタンニング剤だとムラができるし、いつも不満だった。だから日焼け用ベッドをレンタルし、一日10~15分ほど自宅で毎日使うことにしたのよ。それに1時間約6000円(40ポンド)を払って、日焼けサロンにも足を運んだわ。痛みは感じなかったし、短いバケーションにでも行ってるような感じで舞い上がっていたの」と当時を振り返り、こう続けた。
「日焼け用ベッドの効果はすぐに現れ、私はとても満足していたの。日焼け促進剤も併用していたから、こんがり焼けた肌に白い歯が映えて以前より断然見栄えがするようになった。それに自分にも自信がついて嬉しかったわ。」
だがその3か月後、ルーシーさんは足のすねに今までなかった小さなほくろを見つけ、かかりつけ医に相談した。紹介されたグロスターシャー州のロイヤル病院ではすぐに薄茶色のほくろが切除され、その一部が生体組織検査に回された。
検査の結果、ルーシーさんのほくろは皮膚悪性腫瘍の1つであるメラノーマで、がんの厚さが1ミリ以下の「第1期A」ということが判明した。
ルーシーさんは「検査から1週間も経たないうちに結果を知らされたの。ショックだった…。私は日焼け用ベッドにがんのリスクがあるなんて全く知らなかったから。医師にがんだと聞いた時は、まず3歳の娘のことが頭に浮かんだわ。もし悪化したらどうしようってね」と告知された時の心境を明かした。
こうしてルーシーさんには、すねのがんを完全に切除し、大腿部から皮膚を移植する手術が行われた。しかしその後も試練は続き、ルーシーさんは細菌に感染。傷口が膿んでしまい何度も病院を往復した。
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