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【海外発!Breaking News】スーパーで買ったアヒルの卵に有精卵を発見 1か月間温めてヒナが誕生(英)

TechinsightJapan / 2021年5月7日 5時0分

【海外発!Breaking News】スーパーで買ったアヒルの卵に有精卵を発見 1か月間温めてヒナが誕生(英)

「スーパーで買った卵は孵化させることができるのか」という疑問を子どもの頃に抱いたことはないだろうか。このほど好奇心旺盛なイギリス在住の女性がSNSで卵を孵化させる動画を見かけ、自分でもやってみることにした。すると6個買った卵のうち、1つの卵が見事孵化に成功したという。『Fox News』などが伝えた。

イギリスに暮らすアデル・フィリップスさん(Adele Phillips、28)はネット上でスーパーの卵を孵すチャレンジを目にし、同じことをやってみようと思い立った。そして3月28日、フリーレンジ(放し飼い)の環境で取れた6個入りパックのアヒルの卵をスーパーで購入した。

本気で孵化させようと気合を入れていたアデルさんは、孵卵器もオンラインで購入したという。

アデルさんのチャレンジを聞いた母親は「本気でやるつもりなの?」と眉をひそめたというが、孵卵器が届くとアデルさんは構わずに孵化プロジェクトを始めた。

通常、スーパーで販売される卵を産む鳥たちは雌雄を別にして育てられているため無精卵を産む。しかしアヒルの場合はニワトリと異なり空を飛ぶことができる種類がいるので、特に放し飼いで飼育されている場合は雌雄が交じることがあり、ヒナの育つ可能性のある有精卵が誕生する。

さらに真っ白なアヒルは、雌雄が一度交ざってしまうと見分けることが困難だという。しかし仮に有精卵があったとしても、適切な温度管理で出荷プロセスが行われれば卵の中でヒナが育つことはないそうだ。

有精卵が消費者に届くことはかなりレアなケースだが、それでもアデルさんは「卵は孵らないかもしれないけど、とにかくやってみたかったんです」と話しており、好奇心を抑えられなかったようだ。

「ネットでは卵に明かりを当てて透かして見ると、有精卵であれば血管が見えると書いてあったの。6個確認してみたら、1つしか血管が見えなかったので他の5つの卵は取り除きました。」



確信は持てなかったというアデルさんだったが、有精卵と思われる1つの卵を適切な温度管理のもと、一日に3~4回ほど動かして1か月間世話を続けた。

そして4月29日、待望の瞬間が訪れた。

「予定日にふと卵に目をやると、卵に穴が空いていることに気付いたんです。本当に孵化が始まってしまい驚きましたよ。Facebookでアヒルのページを探し、詳しい人に助けを求めました。」

「ヒナは48時間くらい内側から殻を突いていましたが、卵から孵るのを手伝うべきかどうかも分かりませんでした。翌日、仕事から帰ってくると無事に殻を破って出てきたヒナと目が合ったんです。」

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