【海外発!Breaking News】娘が誕生する4週間前に脳腫瘍で逝った父「決してあきらめてはいけないよ。夢を追いかけて生きるんだ」(豪)
TechinsightJapan / 2021年5月8日 22時50分
ジェイミーさんは「妊娠は難しいと思っていたので、私たちは飛び上がって喜びました。ファーガスはどんなに具合が悪くても私の検診には一緒についてきて、いつも私のお腹をさすり、娘に話しかけていたのです」と述べ、「娘を授かったことがファーガスに病気と闘う力を与えていたのだと思う」と回顧した。
それでも病魔には勝てず、ファーガスさんは今年3月31日に自宅で静かに息を引き取った。娘のアイラ・スコットちゃん(Isla Scott)が誕生する4週間前のことだった。
ジェイミーさんは「アイラが生まれてからは嬉しい反面、娘を抱くことなく逝ってしまったファーガスを思い複雑な気持ちになるのです。『彼ならきっと素晴らしい父親になれたのに』とか『娘と一緒にあれも、これもしたかっただろうな』と考えると、どうにもやりきれません」と語り、「ファーガスの命を奪った脳腫瘍の研究が進み、患者や家族のサポート体制が一日でも早く整うことを願っています」と続けた。
実は自分の死期を悟ったファーガスさんは家族に動画や手紙を遺しており、ジェイミーさんは父から娘にあてたメッセージの一部を披露した。
「私は今、病気と必死で闘っている。君と会うことができるようにね。」
「決してあきらめてはいけないよ。」
「夢を追いかけて生きるんだ。」
「他の人と同じように生きる必要はないぞ。」
「ママとパパはいつも君のことを誇りに思い、君のことを考えているからね。」
「一日一回笑顔になれるなら、全ては上手くいくからね。」
「君が結婚する時は見守っているよ。そして君と一緒にバージンロードを歩くんだ。」
画像は『7NEWS.com.au 2021年5月4日付「Pregnant NSW woman widowed by cancer only weeks before giving birth」(Credit: Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
余命2週間の19歳 「楽しいこといっぱい」 家族と果たした約束
毎日新聞 / 2024年9月16日 10時0分
-
ホスピス医が語る「人生最後の日」に人が望むもの 「この世を去る」前に気持ちの変化が訪れる
東洋経済オンライン / 2024年9月15日 16時0分
-
熱中症の相談が多数…暑さを自覚せず自宅で発症したケースも【老親・家族 在宅での看取り方】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月11日 9時26分
-
ドクター和のニッポン臨終図巻 ノンフィクション作家・佐々涼子さん 多くの死を見つめ辿り着いた境地に心から共感 享年56歳、死因は悪性脳腫瘍
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月9日 15時30分
-
「死を前にして何に後悔する?」余命を告げられた患者の10の切実な吐露から健常者が学べること
プレジデントオンライン / 2024年8月21日 8時15分
ランキング
-
1イスラエルとヒズボラ、衝突激化の懸念 米長官はガザ停戦協議のためエジプトへ
産経ニュース / 2024年9月17日 17時47分
-
2ミャンマーで台風11号による洪水被害、226人死亡・30万人避難…国軍トップが異例の支援呼びかけ
読売新聞 / 2024年9月17日 19時53分
-
3トランプ氏また暗殺未遂の異常事態 容疑者は元支持者、11時間超待ち伏せか 分断進む米社会「トランプ氏への批判的な報道が関係も」
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月17日 15時14分
-
4日本政府、廃炉進捗説明=各国の処理水言及減る―IAEA総会
時事通信 / 2024年9月17日 20時39分
-
5ウクライナ北東部にミサイル攻撃、エネルギーインフラ標的
ロイター / 2024年9月17日 20時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください