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【海外発!Breaking News】12時間労働を終えて病院に付き添う夫 「育児の負担は必ずしも半々ではない」(米)

TechinsightJapan / 2021年5月18日 5時0分

【海外発!Breaking News】12時間労働を終えて病院に付き添う夫 「育児の負担は必ずしも半々ではない」(米)

チャイルドシートを枕にして、病院の固い床の上で仮眠をとる男性の姿がSNS上で話題を呼んでいる。実はこの男性、1日12時間で週6日勤務しており、相当疲れが溜まっていたようだ。それでも深夜に体調を崩してしまった子どものため、救急病院へ車を走らせたという。翌日も仕事が控えており、妻は「家で休んで」と声をかけたが「妻と子どもを放っておくことはできない」と病院で一緒に過ごしたのだ。『Good Morning America』などがその詳細を伝えている。

米ミズーリ州ファーミントン在住のサラ・ダンカンさん(Sara Duncan)は自身のFacebookに、救急病院の固い床の上で横になる夫のジョー・ダンカンさん(Joe Duncan)の写真を投稿した。

撮影された3月23日の深夜、幼い娘が体調を崩してしまったという。サラさんが仕事を終えたばかりのジョーさんに状況を伝えると、ジョーさんは「車で連れて行く」と言い始めた。

ジョーさんは1日12時間労働の週6日勤務の最中で、翌日も仕事があった。それを知っていたサラさんは「病院までの道も分かるし、家で休んで」と声をかけた。

しかしジョーさんは「どんなに疲れていたとしても、娘を病院で1人にさせるなんてできないし、付き添いの役割をサラに押し付けることもできないよ」と伝えたという。

そしてジョーさんは帰宅して翌朝の仕事着に着替えると、すぐに1時間かけて病院まで車を走らせた。病院では娘のためにできることはなく、治療が終わるのを待つだけだった。しかしそれを知っていても、ジョーさんは付き添うことに決めたのだ。

「夫が床で仮眠をとり始めたのを見て感謝の気持ちが溢れましたし、夫のいない人生なんて考えられないと思いましたね。」

そのように当時の心境を明かしたサラさんは、この瞬間をカメラに収めておきたいと思い、今回の写真が撮影されたという。

またサラさんはFacebookの投稿の中で、次のように育児に対する考えを明かした。

「結婚生活や育児の役割分担は、必ずしも50:50ではありません。そういう日もあるかもしれませんが、60:40、70:30、80:20の日もあります。パートナーがその日に何を必要としているかに関わらず、あなたは自身の役割を果たさなければなりません。それが愛であり、夫であり、父親であるということなのです。」

今回の投稿は3月24日のものだったが、ジョーさんのこの行動は反響を呼び、5月に入ってからも以下のような称賛や共感のコメントが多数届いている。

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