1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】誘拐されそうになった11歳少女 “証拠”を残して犯人のスピード逮捕に貢献(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年5月22日 14時14分

写真

このほど11歳の少女が、ナイフを持った男に誘拐されそうになる恐怖の瞬間を捉えた映像がアメリカより届いた。少女は持っていた青いスライムを男の腕に擦り付けたことが決め手となり、数時間後に犯人が捕まるというスピード逮捕に至った。お気に入りの刑事ドラマを思い出し、咄嗟に取った行動だと少女は明かしている。『TODAY』などが伝えた。

米フロリダ州ペンサコーラにて今月18日の午前7時頃、アリッサちゃん(Alyssa、11)は1人でスクールバスを待っていた。その間、アリッサちゃんは持っていた手作りのスライムを青い絵の具と混ぜて遊んでいたという。

近くに設置された監視カメラがその様子を捉えており、アリッサちゃんが芝生にしゃがみ込んで遊んでいる姿が確認できる。数台の車が通過しており、決して人目につかない場所ではないようだ。

そして画面手前からやって来た1台の白い車がアリッサちゃんの近くで停車すると、中から1人の男が飛び出してアリッサちゃんのところに向かった。

「車から降りてきた男の人は手にナイフを持っていて、私に向かって走ってきたから逃げようとしたんだけど、捕まってしまったの。」

そのように当時を振り返るアリッサちゃんは、男に引きずられながら車の方へ連れて行かれそうになった。しかしアリッサちゃんが懸命に抵抗したことで男は倒れてしまい、手が離れた隙にアリッサちゃんは急いで男から逃げた。

男は誘拐を諦めたようで車に乗り込んで走り去ったが、数時間後には逮捕された。このスピード逮捕には、アリッサちゃんが残した証拠が重要な手掛かりになったという。

逮捕された男はジャード・ポール・スタンガ(Jared Paul Stanga、30)で、アリッサちゃんはジャードに捕まった際に青い絵の具が混ざったスライムをジャードの腕に擦り付けていたのだ。

「お母さんと一緒によく見るテレビドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』の中で、スライムを使って犯人に印をつけるシーンがあったのを覚えていて、犯人を探すのに何か証拠があった方がいいと思ったの。」

今回ジャードの捜索にあたった同州エスカンビア郡保安官事務所のチップ・シモンズさん(Chip Simmons)は、逮捕に至った経緯を次のようにコメントした。

「容疑者としてジャードの名が挙がったので自宅へ向かうと、監視カメラに映っていたのと同じシャツを着ていました。車のバンパーは違う色に塗り替えられていましたがその形が似ていたこと、そして何よりもジャードの腕全体が青いスライムで覆われていたのです。」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください