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【エンタがビタミン♪】木村拓哉『古畑』でのビンタは「名誉」 大好きな田村正和さんとの再共演願っていた

TechinsightJapan / 2021年5月24日 15時32分

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4月3日に亡くなっていたことが今月18日に明らかになった俳優・田村正和さん(享年77)。時代劇から現代劇、シリアスからコメディまで幅広く演じ、唯一無二の存在感を持つ正統派二枚目俳優との別れを惜しむ声が共演者たちからも聞こえているが、俳優で歌手の木村拓哉もその1人のようだ。訃報を知った木村は明石家さんまにメールしたというが、かつて木村は田村さんについて「大好き」「ぜひまた今度チャンスがあったらご一緒したい」と自身のラジオ番組で話していた。

多数の作品を遺した田村正和さんの代表作の1つにフジテレビ系テレビドラマ『古畑任三郎』シリーズがあるが、第2シリーズ(1996年1月期)の初回『しゃべりすぎた男』に犯人の弁護士役で出演したのが明石家さんまだ。同シリーズの第4回『赤か、青か』では木村拓哉が犯人役を演じたが、田村さんの訃報を聞いた木村からさんまに連絡が来たそうだ。22日放送のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で、さんまは「木村からもショック受けたメールが来てました」と明かした。そのメールには「現場にいてもらわなきゃ困る、現場に立ってもらわなきゃ困る人が1人またいなくなりましたね」といった内容だったという。

『古畑任三郎』は田村正和さん演じる個性的な警部補・古畑任三郎が犯人と対峙して追い詰めるやりとりが見どころでもあるが、その犯人役として回替わりで登場したのは、第1回目(1994年4月)の中森明菜から特番で最終回となった2006年1月の松嶋菜々子まで主役級の豪華俳優陣たちだった。

第2シリーズの第4回『赤か、青か』で犯人である大学電子工学部の研究助手・林功夫役を務めた木村拓哉は、オファーが来たときの心境を2015年12月11日放送のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)で語っている。「あんな面白い作品はないです」と『古畑』について話した木村は「僕も出させていただくという話を聞いたときに、もう本当に嬉しかったのを覚えてます。『うわぁー、まじかー!』」と思わず舞い上がったようだ。そして「またね、(脚本の)三谷幸喜さんがね、すごい粋な計らいをしてくださったんですけど、唯一『古畑任三郎』のなかの田村正和さんが犯人に手をあげているのってあの回だけなんですよ。それを僕はすごく名誉に思ってやらせていただいたんですけど」と振り返った。木村の言うように、古畑が犯人役の木村にいきなりビンタするシーンが有名だ。古畑がビンタすると犯人役の木村はその強さによろけてしまい、頬に手を当て驚いた表情を見せる。叩いた古畑も痛そうに手を振るのだが、普段はあまり感情的にならない古畑が唯一犯人に手をあげたことに加えて、お調子者の部下・今泉慎太郎(西村雅彦・当時)がこの事件で命の危険に晒されてしまい、今泉への愛情をも感じる古畑のビンタに“神回”だと評する声も多い。

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