【海外発!Breaking News】“Siri”という名の女性 Apple社のCEOにMacBookをおねだり「私に借りがある」(米)
TechinsightJapan / 2021年5月27日 21時50分
“シリ(Siri)”というユニークな名前の女性は、他に見ない自分の名前を誇らしく思っていた。今もその気持ちに変わりはないが、10年前にアシスタント機能Siriのサービスが開始されたことにより、これまでにたくさんのジョークを受けたという。そんな女性が今年30歳を迎えるにあたり、Apple社の最高経営責任者ティム・クック氏宛てにメールしてMacBookをおねだりしたことが話題となっている。『Mirror』などが伝えた。
シリ・ハフソさん(Siri Hafso)は、今年30歳を迎える米カリフォルニア州在住の女性だ。その名前を見て分かるように、Apple社のiPhoneに搭載されているアシスタント機能「Siri」とスペルや読み方も全く同じなのだ。
Siriが登場するまでは、病院で名前を呼ばれる時に読み方が分からなくて看護師が悩んでいることもあったと言い、「多くの人が『ユニークで素敵な名前だね』と褒めてくれました」とシリさんは誇らしげに話す。
しかし2011年に初めてSiriがiPhoneに搭載されると、人々の反応は一変したという。シリさんは1991年生まれなので、どちらが先かと問われれば明らかにシリさんが先である。
Siriがいつ誕生したのか認識していない人が多いため、シリさんの名前について「iPhoneのSiriから取ってきたの?」と聞かれることが多々あるそうだ。シリさんは「私が生まれた時代には、携帯にカメラすらついていなかったよ」とジョークで答えているという。
そんなシリさんは今年の6月29日に30歳を迎えるにあたって、「何年もSiriのジョークに耐えてきた私に対してApple社は借りがあるような気がするので、MacBookをお願いするメールを書きました」とApple社の最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏(Tim Cook)に宛てて綴った。
メールの前半では、Siri登場前後での人々の反応の違いが書かれていたり、「お客さんに名前について頻繁に尋ねられて仕事にならないため、上司の許可をもらって違う名前の名札を作ったり、レストランでも偽名を使っています」と日常の苦労を明かしている。
そして後半には、役者として働いていたが仕事が無くなってしまったことが書かれていた。
「私はコロナの影響で仕事を失いました。定期的に様々な仕事に応募してみましたが、今年の大半は無職でした。iPadを使ってオンラインでのダンスレッスンなども行い、生徒たちを励ましながら続けていますが、大きくペースダウンする生徒が多いです。」
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