【海外発!Breaking News】「添い寝は危険が伴う」 両親の間で寝ていた1歳男児が死亡(英)
TechinsightJapan / 2021年5月30日 5時0分
赤ちゃんとの添い寝は十分なスキンシップができることに加え、安心して眠ってくれるというメリットがあるようだ。しかし乳幼児が親との添い寝で窒息死するなどの事故が起きており、イギリスで幼い男児が両親との添い寝中に死亡した事故が多くの関心を集めている。『Mirror』『WalesOnline』などが伝えた。
英ウェールズのスウォンジーで、2020年8月2日に亡くなった当時1歳1か月のイファン・ジョージ・トールロップ君(Ifan George Torlop)の死因審問が今月26日に開かれ、両親との添い寝中に亡くなったことが公になった。
イファン君の母親であるアラナ・ベイリーさん(Alana Bailey)と父親サミュエル・トールロップさん(Samuel Torlop)は審問当日、イファン君が2019年に気管支炎に罹り病院に2日間入院した以降から添い寝することが日常化していたことを明かした。
イファン君が死亡した当時、夫婦が夕食を終えてテレビを見ながら寛いでいると子供部屋からイファン君の泣き声が聞こえたためミルクを与えたという。そして再びリビングルームに戻り、午後11時15分頃に夫婦が眠るダブルベッドにイファンも一緒に2人の間に寝かせて就寝したとのことだ。
のちに夫婦は6歳になる息子に起こされ、一緒に寝ていたイファン君が羽毛掛け布団の下に潜り込んでいることに気づいた。この時イファン君の顔は青ざめた状態で、既に息をしていなかったという。夫婦は救急車を呼び、サミュエルさんが心肺蘇生を施した。
その間、アラナさんは取り乱した状態で「助けて! 誰か助けて!」と叫び続けていたという。
その後、救急隊員が駆けつけるも結局、イファン君を蘇生させることはできなかったそうだ。そして救急センターからイファン君の死について連絡を受けたサウスウェールズ警察が夫婦の自宅を訪れ、事件性がないか調査することになった。
警察の調べにより、就寝前にアラナさんが小さなグラスでワインを2杯、サミュエルさんがビール2本を飲酒していたことが尿検査の結果で判明した。夫婦の尿からは100ミリリットル中のアルコール濃度がアラナさんが164ミリグラムで、サミュエルさんが81ミリグラム検出されたそうだ。
ちなみにイギリスでは、飲酒運転とみなされるアルコール基準値は尿100ミリリットルに対してアルコール濃度が107ミリグラム以上とのことだ。病理学者のデリック・ジェイムズ博士(Deryk James)は審問で次のように述べた。
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