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【海外発!Breaking News】日焼けサロンで死亡事故 2時間以上ベッドに入ったままで客が気付く(オーストリア)

TechinsightJapan / 2021年5月30日 21時0分

【海外発!Breaking News】日焼けサロンで死亡事故 2時間以上ベッドに入ったままで客が気付く(オーストリア)

オーストリアの日焼けサロンで今月下旬、50歳の女性が死亡しているのが発見された。女性は日焼け用ベッドに2時間以上も入ったまま息絶えており、サロンの管理体制を問う声もあがっている。『Kronen Zeitung』などが伝えた。

オーストリアのブルゲンラント州ドイチュ・カルテンブルンにある日焼けサロンで今月23日、同州ギュッシングに住む50歳の女性Aさんが遺体で発見された。

その日に予約していた次の女性客が、時間になっても日焼け用ベッドが“使用中”になっており、ベッドをこじ開けたことがきっかけだった。

女性客は「中に人がいないかどうか呼びかけてみても何の反応もなく、ベッドの中からは物音一つ聞こえませんでした。そこでコインを使ってベッドを開けたところ、女性を発見したのです。私は大声でスタッフを呼びました」と語っており、その後は救急隊が駆けつけたものの為す術がなかったようだ。

なおAさんは、午後2時半に日焼け用ベッドに入ったことが分かっており、4時45分に女性客によって発見されるまでスタッフが異常に気付くことはなかった。警察はAさんの死因を明らかにしていないが、事件性はないものとみており、ベッドにも不具合はなかったという。

しかしながらこのニュースには、「客の様子をチェックするスタッフはいなかったのか?」「2時間以上も気付かないなんて、サロンに問題があるのでは?」「日焼け用ベッドは禁止すべき」「2時間も入っていたとしたら、遺体は焦げていたのでは?」といった声があがった。

ちなみに人工的に紫外線を当てて肌を焼く日焼け用ベッドは、2009年にWHOの国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer)が発がん性があることを指摘している。また皮膚がん発生率が世界で最も高い国の1つである南半球のオーストラリアでは、2015年にほとんどの地域で日焼け用ベッドの商用利用が禁止された。

それでも昨年3月には、ロシア・クラスノダール地方で日焼けサロンを利用した18歳の女性が全身の80%に熱傷を負うなど、事故は後を絶たないようだ。

画像は『Kronen Zeitung 2021年5月25日付「Schock für Kundin: Im Solarium lag eine tote Frau」(Bild: dpa/Felix Kästle)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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